レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2003年03月
- 登録日時
- 2005/12/09 08:12
- 更新日時
- 2005/12/09 16:50
- 管理番号
- 県立長野-03-003
- 質問
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解決
雑誌の号数(○○月号etc)と実際の発行月はどうして違うのか。
- 回答
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『雑誌出版ガイドブック』(橋本健午著 日本エディタースクール出版部 2000)〔023-は〕90pの「先付けされる<月・号>表示」という項に“例えば、3月に<5月号>が発売されたり、週刊誌も発行日が発売日より先の日付が表示されている。これらの<月・号>表示は当初は無秩序に表記されていたが、徐々に調整して、現在では次のようなルールで表示が行われている。
1)週刊誌 発売日から15日先までの月日
2)旬刊誌・隔週刊誌・月2回刊誌 発売日から1カ月先までの月日(月・旬)
3)月刊誌・隔月刊誌 発売日から40日先までの月号
4)季刊誌 発行期間を示す季節(その季節を表す文字)
5)増刊号 発売日から<40日先まで>の月/日号、もしくは月号。ただし、月刊誌・隔月刊誌・季刊誌の増刊は本誌に準ずる。
雑誌は毎日発行される新聞とちがって、次号が出るまでの一定の期間店頭に陳列されるため、発売日と購入日の差で<鮮度>の問題が出たり、遠隔地では、週刊誌などの発売日が首都圏と比べ2,3日遅れるなどの理由で、このようなルールができたのである。 現実には、同じ火曜日発売の週刊誌で、A誌は次週の火曜日(8日目)の表示をしたり、B誌は次々週(15日目)の表示をする(もっとも、その間のどの日でもよい)ことがある。また、40日先まで表示できる月刊誌は、例えば25日発売のものは、8月25日に<10月号>の発売が可能となる”という記述がある。
- 回答プロセス
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① [NDC 050 逐次刊行物]の書架を見ていくが、記述のある資料なし。
② 出版事情に関すると判断し[NDC 023 出版]の書架をみていく。回答の資料あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 出版 (023 8版)
- 参考資料
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- 『雑誌出版ガイドブック』 橋本健午著 日本エディタースクール出版部 2000
- キーワード
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- 雑誌
- 出版事情
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 『なんでもきいてみよう』(県立長野図書館 平成15 第35集)収録レファレンス
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000025568