レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/09/30
- 登録日時
- 2012/03/03 02:03
- 更新日時
- 2013/03/11 00:30
- 管理番号
- 滋2011-1482
- 質問
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解決
竹ヶ鼻廃寺の概要を知りたい。
- 回答
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『滋賀県百科事典』によりますと、概要は「彦根市竹ヶ鼻の東海道線犬上川鉄橋付近に、小字名に寺院の地名をもち、古瓦の出土する遺跡がある。また礎石の一部とおもわれるものが付近の社寺や民家にうつされている。この遺跡を伝教大師建立の縁起を有する恒河寺跡とする説があるが、出土古瓦のしめす年代と齟齬することから、地名を冠した竹ヶ鼻廃寺とよぶ方がよいとおもわれる。出土古瓦は数種類あるが、白鳳時代から奈良時代の様式をしめすものが多く、寺院の創建も白鳳時代にさかのぼるものとおもわれる。出土の白鳳時代の軒丸瓦には、単弁系のものも、複弁系のものもあるが、これらに対応する軒平瓦は未発見である。奈良時代の瓦は軒丸瓦・軒平瓦ともに発見されている。(西田 弘)」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 寺院.僧職 (185 8版)
- 参考資料
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- 1 滋賀県百科事典 滋賀県百科事典刊行会∥編 大和書房 1984年 S-0300- 84 p.472
- キーワード
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- 竹ヶ鼻廃寺
- 古代寺院
- 恒河寺
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000102806