レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/12/17
- 登録日時
- 2010/02/13 02:13
- 更新日時
- 2010/02/13 02:13
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-090213
- 質問
-
解決
江戸時代(天保頃)から明治時代の宮城県地域(おもに大崎市、志田郡三本木町、松山町、小牛田町)の戸籍法についての資料を探している。
- 回答
-
資料1:『宮城県史 2』
「農民統制 人数改帳」の節があり下記の記述がある。
p275-277「現在まで発見された人数帳の中では、正保二年(一六四五)「東山保呂羽人数改帳」(『仙台藩農政の研究』所収)が最古のものである。その後、明治初年にいたるまでの人数改帳が各地に多数残っている。(略)
享保十四年(一七ニ九)藩ではその形式を定めることになり、以来各村とも一定の形式で人数改帳がつくられるようになった。(略)」
上記抜粋中の資料2:『仙台藩農政の研究』
p75-79「人別帳にあらわれた百姓の種類」の項があり、享保14年までの仙台藩の人数改帳の概略が記されている。
資料3:「仙台藩に於ける人別帳について」
「一、人別帳の沿革 二、仙台藩における人別帳 三、人別帳の形式 四、二三の考察」の項がある。天保時代の例も出ているが、大崎、三本木、松山、小牛田についての記載はない。
資料4:「戸籍の今昔と関連諸法研究」
胆沢県を中心に、中世から明治維新まで時代を追って戸籍法について書かれている。
資料5:『小牛田町史 上巻』
「第一節 くらしの統制」に下記の記述がある。
p455「領内の農民戸口を把握するための「人数改帳」もつくられた。(略)しかし「人数改帳」は小牛田町旧村々からはいまのところ発見されていない。」
資料6:『小牛田町史 中巻』
「第一節 行政改革の変革」に下記の項がある。
p16-20「戸籍法の施行」
p20「戸籍編製の意義」
p21-23「大小区制」
ほか、下記の資料も調査したが該当する記載なし。
資料7:『仙台藩農業史研究』
資料8:『三本木町誌』
資料9:『松山町史』
[調査資料一覧]
資料1:『宮城県史 2』 宮城県史編纂委員会編. 宮城県史刊行会 1966 【K201/ミ1/2】
資料2:『仙台藩農政の研究』 近世村落研究会編 丸善 1958 【K612/キ1】
資料3:伊藤政次 「仙台藩に於ける人別帳について」 『史潮』 5(2) p104-114 大塚史学会 1935.6 【P(C)209/シ】
資料4:今野茂 「戸籍の今昔と関連諸法研究」 『東磐史学』 (12) p88-111 東磐史学会 1987 【PK272/ト】
資料5:『小牛田町史 上巻』 小牛田町史編纂委員会編 小牛田町 1970 【K241.3/コ1/1】
資料6:『小牛田町史 中巻』 小牛田町史編纂委員会編 小牛田町 1972 【K241.3/コ1/2】
資料7:『仙台藩農業史研究』 野村岩夫 無一文館 1932 【K612/ノ1】
資料8:『三本木町誌 上巻』 三本木町誌編纂委員会編 三本木町 1966年 【K235.2/サ1/1】
資料9:『松山町史』 松山町史編纂委員会編 松山町 1980年 【K235.1/マ1-2】
検索結果は2008年6月1日現在。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 東北地方 (212 9版)
- 参考資料
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- 1 宮城県史 2 宮城県史編纂委員会/編 宮城県史刊行会 1966 K201/ミ1/イ2 275-277
-
2 仙台市史 通史編5 仙台市史編さん委員会∥編集 仙台市 2004.3 K225/セ1-13/イ5 165-176 -
3 三本木町誌 上巻 三本木町誌編纂委員会/編 三本木町 1966 K235.2/サ1/イ1 -
4 志田郡沿革史 志田郡/編 志田郡 1912 K235/シ1/イ -
5 松山町史 松山町史編纂委員会/編 松山町 1980.7 K235.1/マ1-2/ウ -
6 小牛田町史 上巻 小牛田町史編纂委員会/編 小牛田町 1970 K241.3/コ1/ウ1
- キーワード
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- 宗門人別帳
- 壬申戸籍
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000063274