レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/11/23
- 登録日時
- 2012/08/24 02:07
- 更新日時
- 2024/03/30 00:33
- 管理番号
- M09020509072674
- 質問
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彗星の構造について知りたい。
- 回答
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資料①に,彗星は「太陽に近づいた際に揮発成分が蒸発し,拡散状に見える天体。本体は核と呼ばれ,数km~数十kmほどの大きさのものが多い。」とあり,「彗星の核は,80%が水の氷,残りの20%に,二酸化炭素や一酸化炭素の氷,微量成分として炭素,酸素,窒素に水素が化合した種々の分子が含まれ,さらに砂粒のような塵粒が混ざっている。彗星によて,含まれる成分や塵粒の多少は異なっている。彗星に含まれる物質はごく低音で凍っているので,しばしば汚れた雪玉あるいは雪だるまにたとえられる。」とある。資料②には『「核」と呼ばれる彗星の本体は、水や二酸化炭素の氷とチリからできていて「汚れた雪だるま」のようなものです。太陽から遠いときには核は凍りついていますが、太陽に近づくと、太陽の熱で蒸発しはじめ、チリやガスを噴き出します。核のまわりに広がったチリやガスの雲を「コマ」といい、半径10万km以上にも広がります。コマは太陽に近づくにつれて大きくなり、彗星はしだいに明るく光ります。』とある。資料③には『彗星は大きく分けて、核、コマ、尾の三つの部分からなる。コマはわれわれの目に見える光、可視光線で観測される部分と、紫外線で観測されるその外側に大きくひろがる水素コロナの部分からなる。一方、尾はプラズマの尾と塵(ダスト)の尾に分けることができる。』とあり、核、コマ、水素コロナ、プラズマの尾、塵の尾についての記述がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 天文学.宇宙科学 (440 9版)
- 参考資料
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資料① 天文学大事典編集委員会編『天文学大事典』株式会社地人書館,2007,815p,参照はp.339-340.
資料② 渡部潤一監修『太陽系ビジュアルブック』アストロアーツ,2007,111p.参照はp.60.
資料③ 桜井邦朋・清水幹夫編『彗星 その本性と起源』朝倉書店,2010,256p.参照はp.53-58.
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資料① 天文学大事典編集委員会編『天文学大事典』株式会社地人書館,2007,815p,参照はp.339-340.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2009020509053672674
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生
- 登録番号
- 1000110416