レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年05月02日
- 登録日時
- 2010/11/02 09:16
- 更新日時
- 2011/01/22 10:29
- 管理番号
- 9000006378
- 質問
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解決
山梨県内で、ドクウツギが自生しているのはどこか。
- 回答
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山梨県内のどの地域にも分布しており、北杜市須玉町江草には本種が多い。
- 回答プロセス
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1.『山梨の植物誌』(植松春雄著 井上書店 1981年)をみると、ドクウツギは紀伊半島以北に見られ、山梨県のどの地域にも分布し、及び全県下のほぼ同海抜(100~800m)に分布しており、「(北杜市)須玉町江草には本種が多い。一般に秩父側に多いともいう」との記述がある。
2.『山梨県植物誌』(山梨県編 山梨県県民生活局環境公害課 1982年)によると、分布域及び産地は南ア、八ヶ、関山、富士山、富士川、甲盆、桂川。各所、河畔、山地、丘陵地」とあり、分布量は「やや少ない」とある。
3.『山梨県の植物分布:県内市町村誌植物篇集成』(小林岳 2007年)には記載がない。
4.『富士山の植物図鑑』(邑田仁監修 東京書籍 2007年)p68には記載があり、富士山の丘陵帯から山地帯にも分布している。ドクウツギの写真と解説あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 被子植物 (479 9版)
- 参考資料
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- 『山梨の植物誌』(植松春雄著 井上書店 1981年) (p374)
- 『山梨県植物誌』(山梨県編 山梨県県民生活局環境公害課 1982年) (p265)
- キーワード
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- どくうつぎ
- 植物
- 山梨県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- ドクウツギ(毒空木)はドクウツギ科ドクウツギ属の落葉低木。種子に猛毒がある。春から初夏にかけて開花する。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土(自然科学)
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000073096