レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/01/08
- 登録日時
- 2010/02/13 02:36
- 更新日時
- 2010/02/13 02:36
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-090297
- 質問
-
解決
『伊勢参宮道中記 嘉永2酉年』【K290.9/イ2】の「陸奥国東磐井郡」掲載箇所を特定することは可能か。また、現代語訳が掲載されている資料も閲覧したい。
- 回答
-
『伊勢参宮道中記 嘉永2酉年』は、原資料をゼロックス複写したものを当館で簡易製本した資料です。(原資料は当館に所蔵はありません)
この資料は道中記ですので地名(村の名・山の名)の記述が多くあります。この中から東磐井郡を特定するには、地誌等当時の地名・呼称がわかる資料を照合しながらの通覧を要します。
『角川日本地名大辞典3 岩手県』(角川書店, 1980年)【291.03/ニ11/3】によりますと、東磐井郡が成立するのは明治12年以降ですので、嘉永2年当時の東磐井郡に相当する地名の特定も必要な作業です。これらの作業を行えば,東磐井郡に係る部分を探す事は可能と思われます。
現代語訳につきましては、若干割愛されていますが、下記資料に掲載されています。
『みやぎ』(宮城県広報協会)【PK050/ミ】
5巻8号(1970.8,p.p.30-31):「嘉永二年伊勢道中記 上」正月六日(出発)から正月二十四日まで
5巻9号(1970.9,p.p.30-31):「嘉永二年伊勢道中記 中」正月二十四日から二月十二日まで
5巻10号(1970.10, p.p.30-31)「嘉永二年伊勢道中記 下」二月十七日から二月二十九日まで
にそれぞれ所収されています。原資料は正月六日から三月朔日まで全55日の道中記ですが、訳文は34日分の掲載です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本 (291 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 岩手県東磐井郡
- 陸奥国磐井郡
- 伊勢参宮
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- その他
- 内容種別
- 質問者区分
- 団体
- 登録番号
- 1000063342