レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2000/05/27
- 登録日時
- 2010/08/21 02:00
- 更新日時
- 2016/12/17 11:42
- 管理番号
- 長野市立長野-00-024
- 質問
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解決
宋之問の「大庾嶺の北駅に題す」という詩に隴頭梅という言葉が使われている。これは故事をもとにしているらしいが解説が欲しい。
- 回答
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以下参考資料に記載されていたのでご紹介しました。
- 回答プロセス
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『漢詩の事典』p619 梅の項に元になったであろう詩が解説とともに掲載されている。
贈范曄 范曄に贈る 陸凱
折花逢駅使 花を折って駅使に逢ひ
寄与隴頭人 隴頭の人に寄与す
江南無所有 江南 有る所無し
聊贈一枝春 聊か一枝の春を贈る
- 事前調査事項
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・隴頭梅 丘の辺りの梅。『全宋詩』巻五、陸凱「贈范曄詩」の題下注に『荊州記』を引いて、「陸凱、范曄と相善し。江南より梅花一枝を寄せ、長安に詣りて曄に与え、竝びに詩を贈りて曰く、梅を折りて駅使に逢う、寄与す隴頭の人、江南有る所無し、聊か贈る一枝の春」とあり。
- NDC
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- 詩歌.韻文.詩文 (921)
- 参考資料
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- 『漢詩の事典』松浦 友久/編,植木 久行/著,宇野 直人/著,松原 朗/著 大修館書店 1999.01 <R921カ> (p619)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000070397