レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/06/26
- 登録日時
- 2017/08/02 00:30
- 更新日時
- 2017/08/02 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-170037
- 質問
-
解決
「鬮」について,漢字の成り立ちを知りたい。
- 回答
-
1 「鬮」の成り立ちについて
下記資料に記載があります。※【 】内は当館請求記号です。
資料1 戸川芳郎 監修, 佐藤進 編『全訳漢辞海』三省堂, 2011【813.2/118/R】
p.1605「鬮」の項
「語義 一(動)くじを引く。 二(名)くじ。なりたち [説文]〔形声〕たたかって取る。「鬥(=たたかう)」から構成され、「龜」が音。三本の縄をより合わせた「糾」の字音で発音する。」
資料2 鎌田正, 米山寅太郎『大漢語林』大修館書店, 1992【813.2/カ9-2/1R】
p.1563「鬮」の項
「(1)たたかいとる。戦って取る。 (2)手で取る。 (3)くじ。おみくじ。吉凶を占うもの。解字 形声。鬥+龜(音)。音符の龜キウは、糾キウに通じ、からみつくの意味。からみあって争うの意味を表す。また、音符の龜は、うらない用のかめの意味。鬥を付し、くじの意味をも表す。」
資料3 尾崎雄二郎 [ほか]編『角川大字源』角川書店, 1992【813.2/922/R】
p.1972「鬮」の項
「字義 (1)とる。たたかいとる。〔説文〕 (2)〔俗〕くじ。(中略)解字 形声。意符の鬥(あらそう)と、音符の龜キ キウ(手もとに引き寄せてつかむ意=?シウ・?シウ)とから成る。争って取る意。」
2 参考
「鬥」について,下記資料の記載をご紹介します。
資料2 鎌田正, 米山寅太郎『大漢語林』大修館書店, 1992【813.2/カ9-2/1R】
p.1563「鬥」の項
「たたかう。あらそう。二人が手に物を持って争う意味。また、二人の兵士が兵器を持って戦う意味。(後略)」
資料3 尾崎雄二郎 [ほか]編『角川大字源』角川書店, 1992【813.2/922/R】
p.1971「鬥」
「解字(中略)二人が向かい合い、手で争い合う、ひいて、たたかう意。」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 辞典 (813 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 解字
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000219714