レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/02/13
- 登録日時
- 2015/12/02 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:37
- 管理番号
- M15022510170259
- 質問
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『ビルマの竪琴』に出てくる竪琴について知りたい。
- 回答
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『ビルマの竪琴』本文中では、「ビルマ人がひく竪琴をまねて作ったもの」とあり、主人公の所属する部隊の自作であるとされている。形状の説明がある。新潮文庫(改版七十刷)では、表紙に映画の写真が使われており、竪琴が写っている。
『東南アジアの音楽』には「いわゆるビルマの竪琴といわれる」として、「サウン(グ)・ガウ(ク) Saung-Gauk」についての詳しい説明や構造図がある。Saungはハープを意味し、Gaukは曲がっていることを表わすとある。
『民族楽器を演奏しよう』ではサウン・ガウがビルマの竪琴の映画によって馴染み深いものになった反面、演奏のされ方等についてさまざまな誤解を生んだこと、映画の音声が吹き替えであったこと等が記されている。
その他、『民族楽器大博物館』に「ビルマの竪琴」のページに写真と簡単な説明があり。『ミャンマーを知るための60章』に現代のサウンの演奏写真があり。『新編音楽中辞典』に「サウン=ガウ」の項目あり。『音楽大事典2』に「サウン」の項目あり。
『小泉文夫の遺産 26 ビルマの竪琴』等、演奏CDを数点所蔵している。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 楽器.器楽 (763 9版)
- 参考資料
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竹山道雄『ビルマの竪琴』 新潮社,1988,233p. 参照はp.9.
東洋音楽学会編『東南アジアの音楽』 音楽之友社,1970,533p. 参照はp.238-243.
若林忠宏『民族楽器を演奏しよう』 明治書院,2009,190p. 参照はp.54-55,146-147.
若林忠宏『民族楽器大博物館』京都 京都書院,1999,255p. 参照はp.26-27.
田村克己編著『ミャンマーを知るための60章』 明石書店,2013,388p. 参照はp.205.
『音楽大事典 2』 平凡社,1982, 参照はp.963.
『標準音楽辞典 ア―テ』 音楽之友社,2008, 参照はp.694.
ウ・ミン・マウ竪琴『小泉文夫の遺産 26 ビルマの竪琴』 キングレコード,2002
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竹山道雄『ビルマの竪琴』 新潮社,1988,233p. 参照はp.9.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2015022510113570259
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000184849