レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/02/13
- 登録日時
- 2015/12/02 00:30
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M15022416570256
- 質問
-
ブルースハープとハーモニカとはどう違うのか
- 回答
-
『新編音楽中辞典』の「ブルーズ・ハープ」の項目には「1930年代に単音10穴のダイアトニック式ハーモニカがアメリカ黒人のブルーズにとりいれられ」といった記載がある。また「ハーモニカ」の項目に、単音ハーモニカとは、フリー・リードが1音につき1枚であるもの、ダイアトニックとは全音階のみ演奏可能なものとの説明がある。
『ブルースハープ』にブルースハープの定義として「一般的に、単音10穴のダイアトニック(全音音階)のハーモニカをブルースハープと呼びます。」とある。
『ハーモニカの本』の「単音十穴ハーモニカ(ダイアトニック)」の箇所に、このハーモニカは「ブルース・ハープ」と呼ばれ、ホーナー社の商品名が一般名詞化したケースであるとの説明がある。
なお、輸入を行っているモリダイラ楽器のサイトの「Hohner ダイアトニックハーモニカ」のページに「10穴ハーモニカはそのままテンホールズとも言い、また、代表的な存在であるBlues Harpが代名詞としてこのハーモニカ全体の呼名として使用されることがあります。」とあり、「Blues Harp?」の紹介ページには「ブルースの普及とともに世界的なベストセラーとなり、その名前が10ホールハーモニカの代名詞とまでなっています。」との記載があった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 楽器.器楽 (763 9版)
- 参考資料
-
-
海老澤敏監修『新編音楽中辞典』 音楽之友社,2002,884p. 参照はp.604.
浅見安二郎『ブルースハープ』 大泉書店,2003,104p. 参照はp.10.
斎藤寿孝『ハーモニカの本』 春秋社,1996,200,6p. 参照はp.34-36.
-
海老澤敏監修『新編音楽中辞典』 音楽之友社,2002,884p. 参照はp.604.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2015022416502370256
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000184848