レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年2月22日
- 登録日時
- 2015/01/21 16:43
- 更新日時
- 2021/01/10 00:30
- 管理番号
- PML20110222-02
- 質問
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解決
昭和40年代に文祥堂が輸入販売していた自動謄写版の機械「エレクトロレックス」は、個人で購入・所有できたものと考えてよいか。
(調査資料の附記では、それを「使はして頂けることに」とあるので、個人的に持っていた人に使わせてもらったと考えてよいか。)
- 回答
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・50年史編纂委員会 編『文祥堂50年の歩み:1912-1962』昭和40年6月 文祥堂
p.119 「謄写機界のチャンピオン "レックス490JW"」
「全国のあらゆる事務所、軽印刷専門店、学校、図書館等でご使用頂いております。」
・創業80周年記念事業社史プロジェクト 編『感謝を乗せて知的航海:文祥堂創業80周年記念社史』(文祥堂 1994年)
p.56 「(「レックスロータリー」輪転謄写機について)この機械は企業だけでなく、官公庁・学校などにも市場を広げる有力な武器となった。」
「エレクトロレックス」は製版機であり、印刷するには別途謄写印刷機(レックスロータリー)が必要となる。
個人所有も必ずしも不可能ではないと思うが、現在の事務用コピー機のように導入している機関や事務所は多かったと思われるので、そこで使わせてもらった可能性もあると思われ、その資料からだけでは所有者は不明。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 印刷 (749 9版)
- 参考資料
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- 50年史編纂委員会 編.文祥堂50年の歩み:1912-1962.文祥堂,1965 (B4-4-2 B89)
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創業80周年記念事業社史プロジェクト 企画・編集 , 文祥堂. 感謝を乗せて知的航海 : 文祥堂創業80周年記念社史. 文祥堂, 1994.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003589558-00 (B4-4-2 B89 1994) -
謄写原紙の自動製版について
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000166417
- キーワード
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- エレクトロレックス
- 文祥堂
- レックス・ロータリー
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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「謄写原紙の自動製版について」の回答に対する再質問
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000166417
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 当館学芸員 社会人
- 登録番号
- 1000166427