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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000259076
提供館
(Library)
所沢市立所沢図書館 (2310110)管理番号
(Control number)
所沢富岡-2019-004
事例作成日
(Creation date)
2013/01/12登録日時
(Registration date)
2019年07月26日 00時30分更新日時
(Last update)
2019年07月26日 14時44分
質問
(Question)
曼荼羅の写真が載っているものが見たい。
(できれば日本のもので空海に関係のあるもの)
回答
(Answer)
 空海が中国から請来したもの(又はその写本)をもとに描かれた曼荼羅が現存しており、以下の資料に写真が掲載されています。
 〇『図説日本仏教の世界 4』 集英社 1988年
 〇『古寺巡礼京都 1』 淡交社 2006年
 〇『古寺巡礼京都 15』 淡交社 2007年
 〇『曼荼羅の美と仏』 東寺宝物館/編集 東京美術 1995年
 
 また、教王護国寺(東寺)講堂内の仏像群は「立体曼荼羅」あるいは「羯磨(かつま)曼荼羅」と呼ばれる一種の曼荼羅を形作っていて、空海の構想と言われています。その仏像群の写真は以下の資料に掲載されています。
 〇『すぐわかるマンダラの仏たち』 頼富本宏/著 東京美術 2011年
 〇『曼荼羅のみかた』 石田尚豊/著 岩波書店 1984年
 〇『古寺巡礼京都 1』 淡交社 2006年
 〇『日本美術全集 6』 学研 1980 年
回答プロセス
(Answering process)
1.所蔵資料の内容確認
 〇『図説日本仏教の世界 4』 集英社 1988年
   p.6 「胎蔵界曼荼羅(伝真言院曼荼羅)の写真あり。
   p.7 「金剛界曼荼羅(伝真言院曼荼羅)の写真あり。
   ※ 「空海が中国から請来し、わが国で広く流布したのが、(中略)九つの部分(九会)からなる曼荼羅である。」と記載あり。
   p.22 「高雄曼荼羅(たかおまんだら)」の写真あり。
   ※「その手本となったのは、空海が請来した現図曼荼羅、もしくは弘仁12年(821)の第1回転写本」と記載あり。
 〇『すぐわかるマンダラの仏たち』 頼富本宏/著 東京美術 2011年
   p.124-125 「立体マンダラ」の項あり。
   「その五大明王をも含んで壮大な立体(羯磨(かつま))マンダラを築き上げているのが、京都・東寺の講堂の二十一体の仏像群です。(中略)空海晩年の発想に基づいています。」と記載あり。
   ※「東寺講堂諸尊」のカラー写真あり。
 〇『曼荼羅のみかた』 石田尚豊/著 岩波書店 1984年
   p.73 「東寺講堂内諸尊」のカラー写真あり。
   ※「仏像や三昧耶形によって立体的に構成する曼荼羅を立体曼荼羅(羯磨曼荼羅)といいますが、東寺講堂像は、まさに典型的な羯磨曼荼羅です。《写真・配置図あり》、(中略)、三輪身説にもとづいて諸尊を統一した、空海の新しい密教思想がここに具現されています。」と記載あり。
   
 △『マンダラとは何か』 正木晃/著 日本放送出版協会 2007年
   p.170 「胎蔵マンダラ(今村九十九画)白黒写真あり。
   p.181 「金剛マンダラ(今村九十九画)白黒写真あり。
   ※空海との関係についての記載は見当たらない。
   p.200-202 「両界不二の創造者―恵果と空海」の項あるが、空海に関係のある曼荼羅についての記載は見当たらない。
 △『詳解空海と真言宗』 福田亮成/監修 学研パブリッシング 2009年
   p.45 「胎蔵界曼荼羅」白黒写真あり。
   p.47 「金剛界曼荼羅」白黒写真あり。
   p.53 「法曼荼羅「三昧耶曼荼羅」白黒写真あり。
   ※空海との関係についての記載は見当たらない。
 △『日本浄土曼荼羅の研究』 元興寺文化財研究所/編 中央公論美術出版1987年
   口絵 「智光曼荼羅図」「当麻曼荼羅図」「清海曼荼羅図」ほかの写真あり。
   ※空海との関係についての記載は見当たらない 。
 △『シャシン・マンダラ』 花沢正治/著 平凡社 1984年
   ※ブータンの曼荼羅の写真あり。
 △『ラダック曼荼羅』 岩宮武二/写真撮影 岩波書店 1987年
   ※インド・ラダック地方の曼荼羅の写真あり。
   
 ×『山界曼陀羅』 吉岡功治/著 新潮社 1992年 
 ×『日本仏教曼荼羅』 ベルナール・フランク/[著] 藤原書店 2002年
 
 
2.後日調査による追加資料
(1)市内所蔵資料
 △『仏教美術事典』 中村元/監修 東京書籍 2002年
   p.174 「羯磨曼荼羅(かつままんだら)」の項あり。
   「教王護国寺講堂の仏像群は空海の構想になる二十一尊羯磨曼荼羅」と記載あり。
   p.949 「両界曼荼羅(高雄曼荼羅)」の項あり。
   「空海は、八〇五年供奉李真などに描かせた彩色の両界曼荼羅を請来し、八二一(弘仁一二)年第一転写本を制作した。高雄(たかお)曼荼羅は、請来本あるいは弘仁本に基づくとみられ、空海在世時にさかのぼる唯一の遺例である。」
   「大師三百年忌(一一三四)のとき兼意がこれを模写しており、数種の白描本(奈良・長谷寺蔵ほか)が伝わっている」と記載あり。 
 △『空海とその美術』 佐和隆研/著 朝日新聞社 1984年
   p.46-82 「空海請来の密教美術」の項あり。
   p.69 「高雄曼荼羅 神護寺蔵」の白黒写真あるが、不鮮明
   p.209-212 「一.空海請来本」の項あり。
  「一、大悲胎蔵三昧耶略曼荼羅 一紙  石山寺蔵」
  「一、金剛界三昧耶曼荼羅図 一巻  石山寺蔵」
  「一、金剛界八十一尊曼荼羅 一紙  石山寺蔵」他の記載あり。
   ※『大正新脩大蔵経図像部』の第一巻に所収されていると記載あり。
 
 〇『古寺巡礼京都 1』 淡交社 2006年
   p.28-29 「講堂内陣諸仏」の項あり。
   「長大な基壇の上に、(中略)二十一体の仏像が安置されている。空海自身の構成による密教空間であり、立体曼荼羅(まんだら)とも呼ばれている。」と記載あり。
   ※一部のカラー写真あり。
   p.66 「両界曼荼羅(元禄本)」の項あり。
   ※「空海請来の根本曼荼羅の第4回目の転写本」と記載あり。
 〇『古寺巡礼京都 15』 淡交社 2007年
   p.50-51 「両界曼荼羅(高雄曼荼羅)」の項あり。
   p.50 「金剛界」のカラー写真あり。
   p.51 「胎蔵界(部分)」のカラー写真あり。 
 〇『曼荼羅の美と仏』 東寺宝物館/編集 東京美術 1995年
   p.54-55 「2 ◎両界曼荼羅図(りょうがいまんだらず) (元禄本)」の項あり。
   p.54 「金剛界」のカラー写真あり。
   p.55 「胎蔵界」のカラー写真あり。
   ※「東寺の曼荼羅は、弘法大師が唐から請来してきた原本の正統をうけついでおり、(中略)その最後の写しがこの元禄本である。」と記載あり。
   p.66-67 「4 ◎両界曼荼羅図残闕(りょうがいまんだらずざんけつ) (甲本)」の項あり。
   p.66 「金剛界」のカラー写真あり。
   p.67 「胎蔵界」のカラー写真あり。
   ※「弘法大師が唐から請来した現図系両界曼荼羅の直系のもので、建久二年に新写された。」と記載あり。
 〇『日本美術全集 6』 学研 1980 年
   図版8 「東寺講堂内部」のカラー写真あり。
   図版9-18 「東寺 講堂」の仏像個別のカラー写真あり。
   ※「その造像配列のプランは空海の密教理念にもとづくものであり。」と記載あり。
   ※「曼荼羅」という記載は見当たらない。
 
 △『日本美を語る 4』 ぎょうせい 1989年
   p.66 「32 両界曼荼羅図(高雄曼荼羅・部分) 国宝」のカラー写真あるが、部分のみ。
   ※p.67 「空海が天長六年より十年に神護寺の真言堂に懸けるため描かせた」と記載あり
 △『日本の美 12』 ワコー美術出版 1983年
   図版番号1 「両界曼荼羅図(金剛界一印会)」 ※目次には「高雄曼荼羅」とあり。※部分のみ
   図版番号2~5 「両界曼荼羅図(伝真言院曼荼羅)
    図版番号2・3 「胎蔵界」 カラー写真あり。
図版番号4・5 「金剛界」 カラー写真あり。
      ※「比較的小ぶりの両界曼荼羅で、極彩色を施したものとして、現在最古の作品です。弘法大師帰国後、およそ100年以後に作られたと考えられます。」と記載あり。
 △『空海と密教美術』 正木晃/著 角川学芸出版 2012年
   口絵 「金剛界曼荼羅」のカラー写真あり。
   ※空海との関係についての記載は見当たらない。
   p.6-8 「第一章 東寺の秘密」に「立体曼荼羅」の項あり。
   「弘法大師空海は平安京の南端に位置する東寺の講堂に、二一体の尊像から構成される立体曼荼羅をきずきあげた。」と記載あり。
   ※写真は見当たらない。
 △『空海と中国文化』 岸田知子/著 大修館書店 2003年
   p.63 「空海は、(中略)画師の李真ら十余人に曼荼羅を描かせた。(中略)これらの曼荼羅はいずれも大きなもので、とりわけ「大毘盧遮那大悲胎蔵大曼荼羅」と「金剛界九会曼荼羅」は縦が七幅(一幅はほぼ二尺二寸)もある。」と記載あり。
   ※写真は見当たらない。
 
(2)県内所蔵資料
 △『大正新脩大蔵経図像 第1巻』 大正新脩大蔵経刊行会 1976年
   ※「目次」に「金剛界八十一尊曼荼羅(一紙)石山寺蔵」などの記載があるが、該当の「別紙」が見当たらない。
   p.1027-1085 「金剛界三昧耶曼荼羅圖(一巻)  滋賀石山寺蔵本」の項あり。
   ※空海との関係についての記載は見当たらない。
   ※部分ごとの写真あるが、全体像の写真は見当たらない。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
各宗  (188 9版)
仏会  (186 9版)
叢書.全集.選集  (708 9版)
参考資料
(Reference materials)
図説日本仏教の世界 4 集英社 1988.12 182.1 4-08-193004-X
すぐわかるマンダラの仏たち 頼富本宏/著 東京美術 2011.7 188.56 978-4-8087-0936-5
曼荼羅のみかた 石田尚豊/著 岩波書店 1984.4 186.81 4-00-008420-8
古寺巡礼京都 1 淡交社 2006.10 185.9162 4-473-03351-1
古寺巡礼京都 15 淡交社 2007.11 185.9162 978-4-473-03365-9
曼荼羅の美と仏 東寺宝物館/編集 東京美術 1995.2 186.81 4-8087-0615-6
日本美術全集 6 学研 1980 708.7
キーワード
(Keywords)
曼荼羅
空海
高雄曼荼羅
立体曼荼羅
羯磨曼荼羅
神護寺
教王護国寺
東寺
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
図・絵・写真
質問者区分
(Category of questioner)
一般
登録番号
(Registration number)
1000259076解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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