レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/11/11
- 登録日時
- 2018/12/23 00:30
- 更新日時
- 2018/12/23 00:30
- 管理番号
- 6001035724
- 質問
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解決
岩塩に様々な色があるのはなぜなのか知りたい
- 回答
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岩塩は、生成の過程における不純物の含有や、結晶格子の欠陥により色が生じます。
・『日本と世界の塩の図鑑:日本と世界の塩245種類の効果的な使いわけ方、食材との組み合わせ方』
(青山志穂/著 あさ出版 2016.11)
P.117 「Topics 色の違いで成分を見わけよう」において
白・ピンク・青・紫・透明の岩塩の写真と、色の元になる成分や生成方法についての記述がある。
・『塩なんでもQ&A』
(塩事業センター 2001.11)
P.21-23 「岩塩の多様な色とその理由」において
「岩塩として成長していく過程で結晶の中にいろいろな不純物が閉じ込められたり、結晶格子に構造的な欠陥ができたとき、岩塩に色がつきます。」とある。
P.22 表3に岩塩の色と着色理由(不純物)がまとめられている。
・『地球科学』 49(2) <257>
(地学団体研究会 1995.3)
P.108(通しページP.178)「岩塩の帯びる色の原因」
「純粋な岩塩は無色であるが、天然の産状はしばしば変色している。halite(
NaCl)の変色は、(a)鉱物・有機物流体包有物などの包有物、(b)各種元素の不純物の含有、(c)構造変型による結晶格子の欠陥、により生じる。」とあり、主に岩塩が青色になる原因についての記述がある。
[事例作成日:2018年11月11日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 製塩.塩業 (669 8版)
- 参考資料
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- 日本と世界の塩の図鑑 青山/志穂‖著 あさ出版 2016.11 (117)
- 塩なんでもQ&A 塩事業センター 2001.11 (21-23)
- 地球科学 地学団体研究会∥編集 地学団体研究会 1949- 49(1-6)<256-261> 6号:49巻総目次 (49(2)<257> 108)
- キーワード
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- 岩塩(ガンエン)
- 塩(シオ)
- 色(イロ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000249081