レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年07月22日
- 登録日時
- 2015/07/26 10:06
- 更新日時
- 2015/11/15 16:58
- 管理番号
- 神戸図-875
- 質問
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昭和11年に神戸の旧川崎造船で建造された日本初の国産捕鯨母船「日新丸」について。
日新丸建造に関しては、『大洋漁業80年史』や『川崎造船40年史」に一部記載があるが、戦前のことで詳細な資料や記録、写真、記述等があまりみつからない。
- 回答
-
まとまった記述は①、船体写真は②③、それ以外は「建造に関しての詳細な記述」には至らず参考資料。
①『国史大辞典11』吉川弘文館 1990
「日進丸」の項目 参考文献として『昭和造船史』日本造船学会編 掲載
②『南氷洋捕鯨史』中公新書1987
「初の捕鯨母船建造 P66~
「写真8 国産初の捕鯨母船、日進丸 船体写真 モノクロ P69
③『南氷洋の捕鯨』岩波写真文庫3 1950
船体写真 P4~5, P40 モノクロ
※参考
○『捕鯨砲:日本人の記録』毎日ノンフィクションシリーズ5 毎日新聞社 1965
「日進丸」P135~156
○『捕鯨の歴史と資料』水産社1985
「戦後日本の南氷捕鯨 船団別・鯨種・捕獲実績」一覧表 P199
○『調査捕鯨船日進丸よみがえる:火災から生還、南極へ』成山堂書店 2003
「第1章 4 日進丸」P15~
- 回答プロセス
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母船式捕鯨について記述はあるが「日新丸」について特記してはいない資料。
○『捕鯨』日本捕鯨協会 1952
「第1章 第2節 3 母船式捕鯨法の採用 P22~
○『日本捕鯨史話』法政大学出版局 1960
「近代式捕鯨資本家としての中部幾次郎と山地土佐太郎」P227~
○『昭和造船史 1巻 戦前・戦時編』(明治百年史草書) 腹書房
P419~ 捕鯨母船について記述
○『捕鯨問題の歴史社会学:近現代日本におけるクジラと人間』東信堂 2006
P45~46 母船式捕鯨の導入過程
○『クジラと日本人の物語:沿岸捕鯨再考』東京書店 2009 PV:7200113478
P62 近代捕鯨の変遷と南氷洋捕鯨
「日新丸」について記述の無かった資料
○『日本沿岸捕鯨の工房』山洋社 2001 PV:7000031615
○『捕鯨と日本人:文化としての捕鯨:会館20年記念企画展』横浜マリタイムミュージアム 2008 PV:7200077680
○『捕鯨 1、2』(ものと人間の文化史)法政大学出版 2004 CT:7000134919
- 事前調査事項
- NDC
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- 漁労.漁業各論 (664 8版)
- 参考資料
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- 『南氷洋捕鯨史』中公新書1987 (PV:0000698170 B2)
- 『南氷洋の捕鯨』岩波写真文庫3 1950 (PV:0000151836 740=198=3)
- 『捕鯨砲:日本人の記録』毎日ノンフィクションシリーズ5 毎日新聞社 1965 (PV:0000226146 664=53)
-
『捕鯨の歴史と資料』水産社 1985
(PV:0000668447 664=L5
0000668447
664=L5) - 『調査捕鯨船日進丸よみがえる:火災から生還、南極へ』成山堂書店 2003 (PV:7000169728 5578=N3)
- 『捕鯨』日本捕鯨協会 いさな書房 1952 (PV:0000159534 664=26)
- 『日本捕鯨史話』法政大学出版局 1960 (PV:6000258455 664=45)
- 『昭和造船史 1巻 戦前・戦時編』(明治百年史草書) 腹書房 1973 (PV:0000318446 561=136)
- 『捕鯨問題の歴史社会学:近現代日本におけるクジラと人間』東信堂 2006 (PV:7000357486 664=N6)
- キーワード
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- 捕鯨
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000177716