レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/12/15
- 登録日時
- 2016/12/17 00:30
- 更新日時
- 2017/01/04 15:37
- 管理番号
- 1000000885
- 質問
-
解決
伊江島で、小麦を栽培していたことが分かる資料を知りたい。
- 回答
-
以下の資料を提供した。
①
『伊江村史 上巻』(伊江村史編集委員会 編、伊江村役場、1980.3)
p489 「…麦、粟、黍などの穀類も豊富にとれるので食料には困らない。…芋の伝来が十七世紀であるので、それ以前は麦などを主食にしたことが考えられる。」の記述がある。
②
『伊江村史 下巻』(伊江村史編集委員会 編、伊江村役場、1980.3)
p174 「麦」の項目で、「郡内の生産高は約二百五十石である。伊江村はその三分の一八〇石を占めている。以下今帰仁、本部、金武村が三十石内外を生産している。他は推して知るべしであると記してある。麦には大麦、小麦、裸麦の種類があるが、島では主として大麦小麦を作付けしている。…麦飯を炊いて主食がわりにもする。」の記述がある。
③
『区誌 あはんにふむい』(伊江村西江上区誌編集委員会 編、伊江村西江上区、2006.10)
p145 「麦、粟、黍、豆類等の穀物が主食であった。…四季の行事や折目等のお仏壇へのお供え物は、麦、粟、黍、豆等の料理であったが、それは昔の主食は穀類が主食であったことを物語るものである。」の記述がある。
④
『沖縄縣國頭郡志』(島袋 源一郎 著、沖縄出版会、1967.11)
p52 「産物」の項目で、「麦 八、一九二斗」の記述がある。
p73 「麦」の項目で、「郡内麦の産額は凡そ二百五十石にして伊江村殆んど其三分の一八十石を占む。」の記述がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 食用作物 (616 8版)
- 参考資料
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- 1 伊江村史 上巻 伊江村史編集委員会∥編 伊江村役場 1980.3 K21/I21/1 p489
- 2 伊江村史 下巻 伊江村史編集委員会∥編 伊江村役場 1980.3 K21/I21/2 p174
- 3 区誌 あはんにふむい 伊江村西江上区誌編集委員会∥編 伊江村西江上区 2006.10 K21/I21 p145
- 4 沖縄縣國頭郡志 島袋 源一郎∥著 国頭郡教育会∥編 沖縄出版会 1967.11 K21/SH35 p52,73
- キーワード
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- 小麦栽培
- 穀類栽培
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000203438