レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/03/01
- 登録日時
- 2018/01/27 00:30
- 更新日時
- 2018/01/27 00:30
- 管理番号
- 参調 17-0062
- 質問
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解決
紳士服(スーツ)の仕立て方が載っているもの。流行は問わない。
◆調査済みの資料
「クライ・ムキのメンズジャケットカタログ」 文化出版社 2002年 は、当館所蔵で、質問者が借りています。
- 回答
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昭和20年代に発行された、「背広の縫い方」が掲載されている本であれば何点か所蔵あり。
◆「文化服装講座 男子服篇」 染葉 秋宏著 文化服装学院出版局 1952
第八章 縫方 の第七項に「折衿背広の縫方」あり
◆「男子服独習書」 染葉秋宏著 主婦之友社 1951
「標準型の背広三つ揃い」「ダブル仕立のドレーブ型背広服」などあり
など。
男性向きの服の縫い方について詳しいが、実物大の型紙はなく、ほとんど文章のみの解説(あったとしても図)であるため、これらの図書を参考に紳士服を仕立てるのは難しいと思われる。
比較的新しいもので、類似の図書
◆「男のコートの本 」 嶋崎隆一郎著 文化出版局 2008
スーツではなくコートの作り方。サイズ別の実物大パターン付。
当館未所蔵のため内容は確認できないが、掲載されていると思われるもの
◆「文化ファッション大系 服飾造形講座9 メンズウェア1」 文化服飾学院編 文化出版局 2005
◆「文化ファッション大系 服飾造形講座10 メンズウェア2」 文化服飾学院編 文化学園文化出版社 2010
メンズウェア1が「体型・シャツ・パンツ」、2が「ジャケット・ベスト」の内容となっている。
アマゾンのレビューを見ると、「基本的な作図から仕上げまでを詳細に解説してくれている」とある。専門書と思われるため、初心者には難しいかもしれない。
◆「パタンナー金子俊雄の本格メンズ服」 金子俊雄著 日本ヴォーグ社 2016
紀伊国屋ウェブストアの内容紹介によると、「手軽に作れるエプロンから、本格仕様のジャケットまで、ホームソーイングでもきちんとしたメンズ服が作れるよう、パターンと縫製の様々なところに、工夫を凝らした。」とのこと。S・M・L・LL・3Lサイズ実物大型紙つき。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 衣服.裁縫 (593 7版)
- 参考資料
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- 1 文化服装講座 染葉 秋宏∥著 文化服装学院出版局 1952 593.3/SO
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2 男子服独習書 染葉秋宏∥著 主婦之友社 1951 593.3/SO -
3 男のコートの本 嶋崎/隆一郎?著 文化出版局 2008.11 593.3/O
- キーワード
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- 紳士服
- 仕立て方
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000229209