レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年11月28日
- 登録日時
- 2016/02/15 11:26
- 更新日時
- 2016/02/29 14:11
- 管理番号
- 岩手-259
- 質問
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解決
『東磐井郡松川村寛文8年高人数帳』に紙漉名子が掲載されているが、この頃の紙漉き・東山和紙(とうざんわし)について記された資料を知りたい。
- 回答
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東山紙は一関市東山町で作られている和紙。源頼朝に滅ばされた平泉の藤原一族の落人がこの地に定着し、農業のかたわら紙を漉いたのがはじまりと、伝えられている。(『和紙 その用と美』より)
紹介した資料は下記の通り。
〔東山和紙〕
『東山町史』
⇒p.234~243「楮と和紙」
『和紙 その用と美』
⇒p.3~5『和紙の里 東山』
『研究紀要 第12集』
⇒p.24~29 畠山喜一∥著「東山和紙に関する一考察(成立年代の考証と変遷過程)」
『富士大学紀要 第37巻第2号(通巻68号)』
⇒p.1~15 小山田了三∥著「陸奥(みちのく)の和紙」
〔紙漉き〕
『岩手県史 第4巻』
⇒p.1230~1235「貞享以後の製紙」
- 回答プロセス
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・「東山和紙」をキーワードに、当館OPACで検索。ヒットした資料を調査。
・地域史資料を調査。記述を確認した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- パルプ.製紙工業 (585 9版)
- 参考資料
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- 『東山町史』東山町史編纂委員会∥編 東山町∥出版 1978年 (http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I036178917-00)
- 『和紙 その用と美』一関市博物館∥編集・出版 2007年 (http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I036257201-00)
- 『研究紀要 第12集』 岩手県南史談会∥編・出版 1983年 (http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I036175254-00)
- 『富士大学紀要 第37巻第2号』 富士大学学術研究会∥編・出版 2005年 (http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I036216856-00)
- 『岩手県史 第4巻』 岩手県∥編 杜陵印刷∥出版 1963年 (http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000870572-00)
- キーワード
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- 東山和紙
- 楮(こうぞ)
- 紙漉き
- 江戸時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000188119