レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年11月08日
- 登録日時
- 2017/03/24 10:25
- 更新日時
- 2017/03/24 10:27
- 管理番号
- 川図16-17
- 質問
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解決
オートファジーの研究を化粧品に活用しているケースで、化粧品を皮膚につけると体内の細胞にどのように働きかけるかについて分かる資料を探している。
- 回答
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以下の①、②のウェブサイトと、③~⑤の雑誌記事を紹介した。
①株式会社ポーラ.「B.A/オートファジーサイクル研究」<http://www.pola.co.jp/brand/ba/autophagy/>(最終閲覧日:2017/3/5)
②ポーラ化成工業株式会社.「技術リリース No.2013-05 「オートファジーサイクル」の改善効果を持つ『アマチャエキス』を開発」.<http://www.pola-rm.co.jp/pdf/release_20130624_1.pdf>(最終閲覧日:2017/3/5)
③セティ株式会社.「新原料紹介 オートファジーによる細胞のデトックス セルデトックス(CELLDETOX)」.『フレグランスジャーナル』.38巻8号(2010-08)、p.121-122.
④DSMニュートリションジャパン株式会社.「新原料 オートファジーを介した抗セネセンス ナバラ産ホワイトアスパラガス由来エキス レグ‐センス(REGU-SCENCE)」.『フレグランスジャーナル』.43巻7号(2015-07)、p.60-61.
⑤Marie-Sophie Meisinger、淵端三枝.「特集/抗老化素材の開発と化粧品への応用 ホワイトアスパラガス由来エキスの細胞老化及びスキントーンへの有用性」. 『フレグランスジャーナル』.44巻4号(2016-04)、p.46-50.
- 回答プロセス
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化粧品会社のホームページを見たということであったので、<オートファジー 化粧品>と検索したところ、①、②のウェブサイトが見つかった。
また、JDreamⅢで<オートファジー>、<化粧>などのキーワードをかけ合わせて検索したところ、③~⑤の雑誌記事がヒットしたため、あわせてご紹介した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 細胞学 (463)
- 油脂類 (576)
- 参考資料
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- 株式会社ポーラ.「B.A/オートファジーサイクル研究」<http://www.pola.co.jp/brand/ba/autophagy/>(最終閲覧日:2017/3/5) (→ポーラ研究所が発表したオートファジーサイクルやオーラ粒子について解説されている。同じウェブサイトの「プレスリリース」の中にも、オートファジーサイクルに着目した美容液の記事<http://www.pola.co.jp/company/pressrelease/pdf/2013/po20130626.pdf>(最終閲覧日:2017/3/5)がある。)
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ポーラ化成工業株式会社.「技術リリース No.2013-05 「オートファジーサイクル」の改善効果を持つ『アマチャエキス』を開発」.
<http://www.pola-rm.co.jp/pdf/release_20130624_1.pdf>(最終閲覧日:2017/3/5) (→オートファジーサイクルの流れ、アマチャエキスのオートファジーサイクル改善効果などを紹介している。) - セティ株式会社.「新原料紹介 オートファジーによる細胞のデトックス セルデトックス(CELLDETOX)」.『フレグランスジャーナル』.38巻8号(2010-08)、p.121-122. (→フランスのシラブ社がリモージュ大学との共同研究で開発した、酵母由来の有効成分「セルデトックス」について、オートファジーを促進する効果等が見られたという試験結果を紹介している。)
- DSMニュートリションジャパン株式会社.「新原料 オートファジーを介した抗セネセンス ナバラ産ホワイトアスパラガス由来エキス レグ‐センス(REGU-SCENCE)」.『フレグランスジャーナル』.43巻7号(2015-07)、p.60-61. (→DSMが開発したホワイトアスパラガスを原料とする化粧品向けエキス「レグ-センス」が、細胞老化に対してオートファジーの促進という新しいアプローチで働きかけることを紹介し、化粧品への応用例としてアンチエイジング、抗環境ストレス、多機能性美容製品などを挙げている。)
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Marie-Sophie Meisinger , 淵端 三枝 , Marie-Sophie Meisinger , 淵端 三枝. ホワイトアスパラガス由来エキスの細胞老化及びスキントーンへの有用性. 2016-04. (特集 抗老化素材の開発と化粧品への応用) Fragrance journal = フレグランスジャーナル 44(4) (430) p. 46-50
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I027306197-00 (→ホワイトアスパラガス抽出液がオートファジーに働きかけ、皮膚細胞のセネセンス(細胞分裂をする能力を失った状態)を遅くするという試験結果や、「レグ-センス」を用いた臨床試験の結果などを紹介している。)
- キーワード
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- オートファジー
- 化粧品
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000212553