レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年9月30日
- 登録日時
- 2014/10/25 17:56
- 更新日時
- 2015/02/18 17:59
- 管理番号
- 神戸図 -731
- 質問
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火打石について。 図版など。
- 回答
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下記資料で火打石になりうる石が確認されたが、鮮明な写真図版は掲載されていなかったため、岩石自体については図鑑で。図鑑の説明には「火打石」という用途の記述はなし。
『火をつくる』 大月書店
P76-「ヒバナ(火花)式発火法」 P82-83 「ヒウチイシの選び方」に石のモノクロ写真(黒曜石、メノウ、サヌカイト、水晶と石英)「要するにかたい石ころなら何でもよい」と記載。
『火をつくる』裳華房
4章 火打金と火打石による発火 「火打発火用の道具類」p64「火打石」「火打石は(中略)石英・水晶・フリント・メノウなどの硬いケイ酸質の鉱物で、発火性のよいためには割れ口が尖った刃になるようなものがよく、石英ならばどこのものでもよいというわけではありません。」江戸時代の有名な産地を記載。鞍馬の火打石を畚(ふご)というケーブルで鞍馬寺の参詣人に売ること=「ふごおろし」と火打石のモノクロ図あり。
『火おこしの技術』P29-30「火打石」「火打金に打撃を加えたとき、鋼鉄の粒を削り取れるていどの硬度6.5-7)があればいい。中略あるていど大きめの角ばった石がよい」例として黒曜石、メノウ、サヌカイト、水晶、ホルンフェルス、花こう岩や玄武岩の仲間。これらのモノクロ写真1枚あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 燃料.爆発物 (575 8版)
- 参考資料
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- 『火をつくる』(シリーズ子どもとつくる 2) 大月書店 1983 (PV:0000634592 3757=L3)
- 『火をつくる』 裳華房 1991 (PV:0005116122 5758=M1)
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『火おこしの技術』(たのしい手作り教室) 民衆社 1987
(PV : 0005002442 57=L7
57=L7
PV:00005002442 57=L7) - 『原色岩石図鑑』保育社 1987 (pV:6000014689 458=L7)
- キーワード
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- 火
- 鉱石
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000161480