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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000177255
提供館
(Library)
国立国会図書館(National Diet Library) (1110001)管理番号
(Control number)
B150530171906
事例作成日
(Creation date)
2015/6/13登録日時
(Registration date)
2015年07月16日 00時30分更新日時
(Last update)
2015年07月16日 20時01分
質問
(Question)
焼付塗装全般及びその工程について、詳細な解説が記載されている資料があれば紹介してください。
回答
(Answer)
ご照会の内容について以下の通り回答します。(【 】内は当館請求記号です)

資料(1)に、焼付塗装について、「室温または日向で乾燥する代りに摂氏七、八〇度から二〇〇度位の温度で、乾燥して塗装の目的を達するものを焼付塗料という。」(p.141)とあり、資料(2)に、「乾燥は常温乾燥と加熱乾燥に大別される。(中略)加熱乾燥は焼付乾燥とも呼ばれ、熱風、赤外線、電磁誘導などで加熱して乾燥させる。」(p.3)とありました。

これらの記述に基づき、「焼付塗装」のほか、「加熱乾燥」、「焼付乾燥」等のキーワードで当館所蔵資料を調査しましたが、焼付塗装全般及びその工程について、詳細な解説が記載されている資料は見当たりませんでした。

なお、調査の過程で、詳細とは言えませんが、焼付塗装全般やその工程についての解説、焼付炉の構造や特徴についての記載がある資料(3)-(8)が見つかりましたので参考までにご紹介します。


(1)『工作の実際 : 農家活用』(朝倉書店 1953 【507.9-N989n】)
*国立国会図書館デジタルコレクション( http://dl.ndl.go.jp/ )(国立国会図書館/図書館送信参加館内公開)
「10 焼付塗装の仕方」(pp.140-146)で、塗装の方法、焼付をする温度、焼付時間、焼付炉、焼付塗料の種類について解説しています。

(2)『塗装入門講座講演予稿集. 第1回』(日本塗装技術協会 2010.9 【PA517-J38】)
「2.2 乾燥」の項(p.3)で、乾燥の区別(常温乾燥と加熱乾燥)や乾燥の原理について簡潔に解説しています。

(3)『前処理・塗装ライン設計・施工実用ハンドブック』(理工出版社 2012.7 【PA2-L2】)
「[5]乾燥炉」(pp.5-01 - 5-39)で、乾燥炉の概要、装置や機器の関連資料、トラブルシューティングなどについて解説しています。

(4)『新コーティングのすべて』(加工技術研究会 2009.10 【PA517-J22】)
「1.1.5 アフターコーティング (2)加熱乾燥のメカニズム」(pp.171-185)では原理を、「同 (3)加熱乾燥のバリエーション」(pp.186-194)では赤外線による乾燥と高周波乾燥について解説しています。

(5)『最新・工業塗装ハンドブック : 高付加価値化・環境対応型・高効率化を目指して』(テクノシステム 2008.2 【PA517-J1】)
「第6節 塗装方法 4.乾燥炉」(pp.286-288)の項で、乾燥炉の分類のほか、PCM塗装ライン(図はp.282に掲載されています。)について概説しています。
「第4節 代表的な工業塗装例」(pp.415-523)では、自動車、金属系建材などの各被塗物の塗装の概要について述べています。

(6)『コンバーティング・テクノロジー便覧 : コーティングとその技術融合の可能性を探る』(加工技術研究会 2006.12 【PA517-J7】)
「第1編 コーティング技術 [8]乾燥硬化技術理論」(pp.256-302)で、乾燥・硬化プロセスについて解析した上で、エアドライヤーによる乾燥、赤外線乾燥などについて詳細に解説しています。

(7)『塗装ハンドブック』(朝倉書店 1996.11 【PA2-G16】)
「Ⅰ編 総論 7.2 焼付炉」(pp.176-185)の項で、焼付炉(乾燥炉)の分類や特徴、構成、塗装された被塗物を炉に入れる前のセッティング等について述べています。
「Ⅱ編 各論」(pp.269-505)では自動車・軽車両(新車と補修)、船舶、電子部品など各被塗物の塗装の概要について述べており、例えば「8.事務器、鉄製家具」(pp.357-364)の中で焼付乾燥やその前のセッティングについても簡潔に記述しています。

(8)「特集 最近の塗膜硬化乾燥システムの現状と今後の動向」(『塗装技術』 53(10):2014.9 pp.57-93 【Z17-244】)
「塗膜硬化乾燥システムの現状と考え方・進め方」(pp.57-62)では、焼き付け乾燥の塗膜変化の図や熱風炉と赤外線炉との比較、乾燥炉の設計・導入時のチェック事項などを解説しています。

[その他調査済み資料]

・『広島呉地帯金属機械工業実態調査報告書. 第5巻』(広島県 1961-1962 【DL413-E36】)*国立国会図書館デジタルコレクション( http://dl.ndl.go.jp/ )(国立国会図書館/図書館送信参加館内公開)
「〔B〕焼付塗装(自動車塗装を除く)」(pp.21-22)で、メラミン塗料による塗装の工程を簡潔にまとめています。項目の冒頭に、「焼付塗装は装飾と防蝕を兼ねた熱硬化のメラミン塗料による塗装で、(後略)」(p.21)とあります。
・『塗装技術ハンドブック』(日刊工業新聞社 1987.2 【PA517-59】)
「表1.1 乾燥の方式」(p.3)で、加熱乾燥について説明しています。
・『初級コーティング技術入門』(加工技術研究会 2007.11 【PA517-J12】)
「第6章 乾燥(成膜)」(pp.145-163)で、乾燥の原理、「ドラム式」、「赤外線」など様々な方式についてそれぞれ簡潔に述べています。
・古賀賢一「家具・建材等から発生する代替VOC評価技術の開発」(『研究報告』 2012(22) [1])
*国立国会図書館デジタルコレクション( http://dl.ndl.go.jp/ )(国立国会図書館内限定公開(印刷不可))
「3-1 焼付塗装」で、机や椅子などの金属足部への焼付塗装について簡潔な工程図を示しています。
・「軽合金の燒付塗裝」(『メタルフェース』 2(2)[37] 1950.2 pp.5-10 【Z566.7-M1】)
*国立国会図書館デジタルコレクション( http://dl.ndl.go.jp/ )(国立国会図書館/図書館送信参加館内公開)
尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂の三種を配合した塗料について、焼付温度や焼付時間の変化による焼付硬度の違いを明らかにしています。
・ 「高耐候性焼付け塗装アルミカーテンウォールの新時代」(『施工 = Architectural product-engineering : 建築の技術』 (312)[81] 1991.10 pp.45-110 【Z16-72】)
*国立国会図書館デジタルコレクション( http://dl.ndl.go.jp/ )(館内公開)
・「業界の動き アルミニウム焼付け塗装-最近技術の動向--大日本がパネルディスカッションも」(『塗装と塗料』 725 2009.1 pp.58-60【Z17-245】)
・『塗料用語辞典』(技報堂出版 1993.1 【PA2-E70】)
・『新しい塗装の知識 : 技能検定受検必携』(6訂 斯文書院 2013.7 【Y57-L1282】)
・『分散・塗布・乾燥の基礎と応用 = Dispersion, coating & drying process fundamentals and application : プロセスの理解からものづくりの革新へ』(テクノシステム 2014.3 【PA517-L32】)
・『目で見てわかる塗装作業』(日刊工業新聞社 2011.8 【PA517-J47】)
・『表面処理技術ハンドブック : 接着・塗装から電子材料まで』(エヌ・ティー・エス 2000.1  【M213-G110】)
・『表面処理対策Q&A 1000』(産業技術サービスセンター 1998.5 【M2-G56】)
・『表面技術便覧』(日刊工業新聞社 1998.2【M213-G65】)

インターネット及びデータベースの最終アクセス日は2015年6月8日です。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
化学工学.化学機器  (571 9版)
油脂類  (576 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
焼付塗装
加熱乾燥
焼付乾燥
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000177255解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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