レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/08/31
- 登録日時
- 2009/01/18 02:19
- 更新日時
- 2024/03/30 00:32
- 管理番号
- M08013115564721
- 質問
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岡山県にあった競馬場について知りたい。
- 回答
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資料①『岡山県畜産史』第5章その他の家畜家禽の中に、岡山県における競馬の開催の項目があり、岡山県の競馬について詳細な説明がある。それによると、岡山の競馬場については、明治26年(1892)2月18日の新聞記事に、岡山市内山下の第3高等学校医学部裏手を借り受けて競馬場を設立し、同年4月から開場式を兼ね競馬を催したとあるのが初見で、正式な競馬場としては、昭和2年(1927)開設の西大寺競馬場がはじめである。次いで昭和4年(1929)に倉敷市老松に倉敷競馬が開設された。昭和7年(1932)に競馬法の改正により、馬場が1周1、000mを必要とすること等の理由から、岡山市原尾島へ岡山競馬場が新設され、昭和8年(1933)、西大寺、倉敷両競馬場は廃止された。戦後、原尾島競馬場が低湿地であったことと施設が老朽化したことを理由に、昭和28年(1953)9月岡山市江並に三幡競馬場として移転された。その後、一般の競馬に対する熱意が低下したため、昭和33年(1958)7月に廃止された。なお、資料②『新聞記事と写真で見る 世相おかやま[昭和戦前明治大正編]』には、昭和2年の西大寺競馬初日の記事と写真が掲載されている。資料③『写真集岡山県民の昭和史』には、昭和22年頃の岡山市原尾島の岡山競馬場の写真が掲載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 電気工学 (540 9版)
- 参考資料
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- 資料①:『岡山県畜産史』岡山県畜産史編纂委員会,1980年,p934-943 資料②:『新聞記事と写真で見る世相おかやま[昭和戦前明治大正編]』藤岡博昭,1991年, p.222 資料③:『写真集岡山県民の昭和史』山陽新聞社,1986年,p.109
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2008013115534664721
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000050821