レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/12/26
- 登録日時
- 2019/01/19 00:30
- 更新日時
- 2019/01/30 11:17
- 管理番号
- 6000044662
- 質問
-
解決
タイヤが細く自転車レースで使われているような自転車を街で見かけた。
この自転車のタイヤがつるつるしていて溝がないように見えたのだが、どのようなタイヤなのか知りたい。
- 回答
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●『ぜんぶわかる!自転車メンテナンス』pp.86-87「用途に応じて選ぼうタイヤの種類」
タイヤの種類と特徴が写真とともに紹介されていました。
・「スリックタイヤ」
タイヤの表面にデコボコや模様がまったくないタイヤは「スリックタイヤ」とあります。
グリップ性に優れていると書かれています。
ただしここでは、「ロード寄りのクロスバイク用」とされ、「クロスバイクでもロード寄りの使用を想定している車種は、細いタイヤが取り付けられている」とありました。
・「セミスリックタイヤ」
同じページに、タイヤ表面にデコボコや模様が少ない「セミスリック」と呼ばれるタイヤも取り上げられています。
こちらは「ロードバイク用」とされ、「タイヤのタイヤの中央は細かいヤスリ目になっており、サイドはVの字で排水性に優れる」とありました。
●『GO!GO!自転車 2014年版』
p.32「タイヤの種類」
デコボコが少ない「スリックタイヤ」とデコボコの多い「ブロックタイヤ」の比較がありました。
「多くのスポーツバイクで採用されているスリックタイヤは、凸凹が少なく舗装された道に適しており」とありました。
ちなみにブロックタイヤについては、マウンテンバイクで採用されており未舗装路に向くとあります。
p.49「シクロクロスバイクの選び方」には、「タイヤパターンを見れば車種の方向性がわかる」として、
・ 「タイヤの中央部にブロックが少ないと路面抵抗も減り軽快に走れるので街乗り向き」
・ 「タイヤの中央部にもブロックがあればしっかりグリップできるのでオフロード向き」
と書かれています。
いずれも写真とともに紹介されています。
- 回答プロセス
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○ 536.8(自転車)の棚へ行き自転車の本にあたる。
・ 質問の自転車は「ロードバイク」と呼ばれるものであることを確認。→『楽しく走るための爽快自転車バイブル』(毎日新聞社2011)p.11
・ ロードバイクのタイヤにはクリンチャータイヤ、チューブラータイヤ、チューブレスタイヤという種類があるようだ。溝の有無については記載がなく不明。
→『いちばんやさしいロードバイクメンテナンス&乗り方完全ガイド』(池田書店2008)ほか
・ タイヤ表面の写真と特徴をまとめたページ有 →『ぜんぶわかる!自転車メンテナンス』pp.86-87
- 事前調査事項
- NDC
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- 運輸工学.車両.運搬機械 (536)
- 参考資料
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- 『ぜんぶわかる!自転車メンテナンス』 学研パブリッシング (86-87)
- 『GO!GO!自転車2014年版』 成美堂出版編集部/編 成美堂出版 (32)
- キーワード
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- 自転車(ジテンシャ)
- クロスバイク(クロスバイク)
- ロードバイク(ロードバイク)
- タイヤ(タイヤ)
- スリックタイヤ(スリックタイヤ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000250352