レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2000/09/29
- 登録日時
- 2010/08/29 02:00
- 更新日時
- 2016/08/12 15:16
- 管理番号
- 長野市立長野-00-049
- 質問
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解決
「あなたは住宅を建てるとしたら、屋根の色彩は何がいいと思いますか。」のアンケートに飯山市民は赤を一位に挙げている。
赤い屋根が使われるようになったのはいつごろかを調査したい。
- 回答
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調査したが不明だった。
【追記:2016年8月12日】
飯山市に限らずということであれば、
「建築と社会」に掲載されていた「住宅と色彩」という連載による論説の
「住宅の赤化」(「建築と社会」大正11年・第五集・第一号)
によると、この当時住宅の屋根に赤色の瓦葺きが流行したようです。
- 回答プロセス
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『飯山市誌 歴史編 下』(飯山市誌編纂委員会 1995)
『信濃の民家』(長野県文化財保護協会 1976)
『屋根のはなし』(鹿島出版会 1990)
『屋根の歴史』(東洋経済新報社 1973)
『信濃路の民家』(信濃路 1972)
『民家』(信濃毎日新聞社 1972)
にあたるが、掲載なし。
県立長野図書館にレファレンス照会。
以下同図書館より回答。
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問い合わせの事項は以下の資料を見ましたが、記載がなく不明です。
なお、『信州の雪国』の参考文献に書かれている『うるおいある雪につよい町づくり飯山市克雪タウン計画』は、飯山市立図書館に所蔵しています。
〔調査済み資料〕
『信州学入門』
『豪雪地帯の現状と対策』
『深雪地下水内部の地理的考察』
『飯山町誌』
『ふるさと飯山の歴史と自然』
『奥信濃飯山ものがたり』
『写真集飯山の百年』
『語り部の語るふるさと飯山』
『屋根のデザイン百科』
『日本の民家調査報告書集成 中部地方の民家 3』
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【追記:2016年8月12日】
『日本近代建築塗装史』p317-319
「建築と社会」の中で連載している「住宅」コーナーのうち建築士で工学士の葛野壮一郎の執筆による
「住宅と色彩」という論説(連載七回)についての記載あり。
その中の一つに、
「住宅の赤化」(「建築と社会」大正11年 第五集・第一号)
という論説があり、
「この当時住宅の屋根に赤色の瓦葺きが流行したようで、その現象をとらえている。」
「赤屋根の住宅が登場したことは当時においては一大謀反であり、革命でもありとまで表現している。」
などという解説とともに、論説の要約がされていた。
- 事前調査事項
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『信州の雪国』(八十二文化財団 1990)p117 「飯山市克雪タウン計画、うるおいある雪に強いまちづくり」(平成1年2月、信州大学工学部岡村研究室、八十二文化財団主体、飯山市よりの受託事業)
- NDC
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- 建築構造 (524)
- 参考資料
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- 『日本近代建築塗装史』日本塗装工業会/編著 時事通信社 1999.03 <525ニ> , ISBN 4-7887-9903-0
- キーワード
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- 長野県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000070602