レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/6/12
- 登録日時
- 2017/03/01 00:30
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M16090111483396
- 質問
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戦前と戦後の岡山県庁舎の平面図(配置図)が見たい。
- 回答
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【戦前期の岡山県庁舎】
・『都道府県庁舎 その建築史的考察』(資料①)には、明治12年5月12日竣工の岡山県庁舎(天神山)の「設計図は計画案の平面図しか残っておらず」とあり、「岡山県庁舎 一・二階平面」の図が掲載されている。
・明治11年6月の『公文録』(資料②)には、「岡山県修築伺」として資料①と類似した「岡山縣廰新築ノ圖」が付属している。
・『岡山県明治前期資料 2 十一・十二年』(資料③)にも、資料②と同様の図が掲載され「この新県庁は昭和20年6月の岡山空襲によって焼失するまで、岡山県政の中心となった」と解説されている。
・『岡山県庁舎平面配置図 昭和4年11月現在』(資料④)は、資料①~③の図と比較して建物の部屋数が異なり増築後と思われる平面図(縮尺1/300)となっている。
【戦後以降の岡山県庁舎】
・『岡山県政史 昭和戦後編』(資料⑤)には、昭和20~32年まで岡山市上伊福にあった「仮県庁舎配置図」の写真が掲載されている。
・『岡山県庁舎建設誌』(資料⑥)には、1957年3月19日竣工の新庁舎の1~8階までの配置図を載せている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 建築学 (520 9版)
- 参考資料
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①石田潤一郎『都道府県庁舎 その建築史的考察』京都 思文閣出版,1993,427p. 参照はp.183-186.
②国立公文書館『公文録・明治十一年・第四十五巻・明治十一年六月・内務省伺(三・地租改正事務局)』
③岡山県立記録資料館『岡山県明治前期資料 2 十一・十二年』岡山 岡山県立記録資料館,2016,300p.参照は口絵写真.
④『岡山県庁舎平面配置図 昭和4年11月現在』 〔出版社不明〕,[1929],1枚.
⑤岡山県『岡山県政史 昭和戦後編』岡山 岡山県,1969,816p. 参照は口絵写真.
⑥岡山県庁舎建設誌刊行会『岡山県庁舎建設誌』岡山 岡山県庁舎建設刊行会,1967,151p.参照は口絵写真.
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①石田潤一郎『都道府県庁舎 その建築史的考察』京都 思文閣出版,1993,427p. 参照はp.183-186.
- キーワード
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- 岡山県庁
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2016090111463383396
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000210795