レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20170223
- 登録日時
- 2018/03/27 00:30
- 更新日時
- 2018/03/27 00:30
- 管理番号
- 0400001790
- 質問
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解決
明治以降,明治19年に萬代橋がかかるまでに,現新潟市の範囲で信濃川にかかった橋はあるか。
- 回答
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調査概略で調べた資料からは,明治元年から明治19年の間に,現新潟市地域を流れる信濃川流域に萬代橋以前に橋が架けられた記録は見つけることはできなかった。
- 回答プロセス
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1 新潟市立図書館の所蔵資料を調べる
(1)『萬代橋と新潟』(新潟市 2005)p4
表2に記述なし。
(2)『明治前期全国府県別統計集成 9 復刻版』(東洋書林 1998)p166~169
表「著大橋梁ノ長サ及幅」に明治9年から新潟県内で架設された橋が出てくるが該当の橋はなし。
(3)『流作場二百五十年誌』(大橋毅著 三社神社御鎮座二百五十年祭実行委員会 2000)p297~301
流作場付近の橋と水門の記述はあるが,該当なし。
(4)『新潟市合併町村の歴史 第3巻』(新潟市合併町村史編集室 1980)p210~211
山ノ下橋の架設について記述があるが,大正二年頃とある。
(5)『新潟市合併町村の歴史 史料編2』(新潟市 1981)p195~205,237~246,297~300
「皇国地誌」が掲載されているが,該当の年代の橋の記述はなし。
(6)『新潟市合併町村の歴史 史料編4』(新潟市 1983)p3~96
「皇国地誌」が掲載されているが,該当の年代の橋の記述はなし。
(7)『にいがた萬代橋史』(酒井孝著 2004)
萬代橋が架かるまでの経緯の記載があるが,それ以前に橋が建設された記述なし。
(8)『にいがた萬代橋その100年』(北陸建設弘済会 2005)
「渡船から橋へ」に申請について記載があるが新潟市内での架橋についての記述なし。
(9)『新潟県史 別編 1』(新潟県 1989)
年表を確認するが記述なし。
(10)『信濃川 川と暮らしの物語』(北陸建設弘済会 1995)p86
「信濃川にあった渡し場」の表に渡し場と渡し場もしくは近くに架かる橋が記載されているが,新潟市域の記載はなし。
2 国立国会図書館デジタルコレクション(http://dl.ndl.go.jp/)を調べる
(1)「新潟 信濃川」で検索し,『信濃川流末改修請願ノ事由』(1893)を確認するが記載なし。
(2)「道路橋梁 新潟県」で検索し,明治元(1868)年~明治18(1885)年で絞り確認。官報,『新潟県布達類聚法規索引』(1885)などを確認するが記載なし。
(インターネット情報は2017年12月1日確認)
- 事前調査事項
- NDC
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- 橋梁工学 (515 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 萬代橋
- 信濃川
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 機関・団体他
- 登録番号
- 1000233296