レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/04/18
- 登録日時
- 2014/11/09 11:46
- 更新日時
- 2015/01/20 14:53
- 管理番号
- 埼久-2014-085
- 質問
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解決
第三者からの精子提供について書かれた資料を探している。
- 回答
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以下の当館所蔵資料及び情報を提供した。
※事例作成日までの情報であること、資料の刊行年月日に注意。
図書資料
『生殖医療 シリーズ生命倫理学 6』(菅沼信彦、盛永審一郎責任編集 丸善出版 2012)
精子提供、精子凍結保存、精子バンクについて、過去から現在に至る状況や、現況が掲載されている。参考文献も掲載されている。まず概要を知るための導入書として紹介。
『生殖技術』(柘植あづみ〔著〕 みすず書房 2012)
提供精子や提供卵子は売買されるべきかなど、生殖技術の全体像について最近の研究成果をまとめたもの。
『グローバル化時代における生殖技術と家族形成』(日比野由利編著 日本評論社 2013)
p159「配偶子ドナーをめぐる制度」
『世界の出産』(松岡悦子、小浜正子編 勉誠出版 2011)
p70「精子提供・卵子提供・代理出産と生殖ツーリズム」文末に参考文献あり。
『家族をつくる 提供精子を使った人工受精で子どもを持った人たち』(ケン・ダニエルズ著 仙波由加里訳 人間と歴史社 2010)
1冊に渡って人工授精に関わった人々を書いている。技術的な情報は少ない。
『妊娠を考える』(柘植あづみ著 NTT出版 2010)
p201-230「<普通の>家族と<本当の>親子 提供精子と提供卵子」
『生殖医療と法』(町野朔、水野紀子編 信山社出版 2010)
厚労省の報告者や学会等の指針、裁判例等について、精子提供や精子凍結保存の記述あり。
『生殖補助医療と法』(日本学術協力財団編 日本学術協力財団 2012)
p64-66「第三者配偶子を用いる生殖医療の現況」に、p65「OECD加盟34カ国における第三者配偶子使用の可否」の表があり、精子提供についても記述あり。
p155、159-160に精子提供に関する記述あり。
雑誌記事
「SOCIETY FERTILITY 精子提供者がはまる養育費地獄:米社会 善意で提供したDNAをたどって放棄したはずの「親の責任」を求められる精子ドナーの困惑と「血のつながり」の重み」(『Newsweek 28(7)』p60-61 阪急コミュニケーションズ 2013)
石原理著「第三者の関与する生殖医療:日本と世界の比較」(『母子保健情報 66』p76-79 母子愛育会 2012)
世界各国の第三者配偶子の使用について記述あり。
森映子著「生殖医療をめぐる家族の葛藤(上)」(『婦人公論 96(11)』p104-107 中央公論新社 2011)
森映子著「生殖医療をめぐる家族の葛藤(下)」(『婦人公論 96(12)』p62-65 中央公論新社 2011)
ドナーの告知について書かれている。
Emma John著「精子提供に人生を捧げる男たち 僕の子供、産みませんか?」(『Courrier Japon 6(8)』p108-111 講談社 2010)
オランダの個人ドナーについて書かれている。
兼子智著「精子凍結保存の特性と臨床的意義」(『日本医師会雑誌 141(6)』p1249-1252 日本医師会 2012)
「特集 代理母、精子・卵子提供、出生前検査…生殖医療は人類の福音か?」『中央公論 129(4)』中央公論新社 2014)
p24-27 鎌田實「生まれてくる子どもの視点で考える」
p28-33 古川俊治「自民党生殖補助医療に関するプロジェクトチーム座長として なぜ早急な法整備が必要か」
p34-41 水野紀子「「個人の自由」「自己決定」の危うさ 当事者の「願望」を叶えるのが法の役目ではない」
p42-45 酒井麻里子「「卵活」はどこまでできる : 卵子凍結医療最前線」
Manzoor Sarfraz著「DENMARK 世界最大の精子バンクを見学して「命の値段」について考えてみた」(『Courrier Japon 9(12)』p28-31 講談社 2013)
デンマークの「生殖ビジネス」について書かれている。
参考情報
下記文献は当館未所蔵だが、参考情報として紹介した。
「精子提供 父親を知らない子どもたち」(歌代幸子著 新潮社 2012 県内公共図蔵)
《CiNii Articles》(http://ci.nii.ac.jp/ 国立情報学研究所 2014/04/12最終確認)オープンアクセス
丸山マサ美著「不妊症カップルの生殖補助医療に対する態度研究 : 子供の有無とジェンダーの視点から」(『山口医学 55(1)』p17-27 山口大学医学会 2006)
- 回答プロセス
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当館妊活情報コーナー所蔵資料をブラウジング調査する。
《NDL-OPAC》(http://www.ndl.go.jp/ 国会図 2014/04/12最終確認)及び《CiNii Articles》(http://ci.nii.ac.jp/ 国立情報学研究所 2014/04/12最終確認)を〈精子 & 提供〉で検索しヒットした所蔵資料を調査した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 婦人科学.産科学 (495 9版)
- 参考資料
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- 『生殖医療 シリーズ生命倫理学6』(菅沼信彦、盛永審一郎責任編集 丸善出版 2012) , ISBN 978-4-621-08483-0
- 『生殖技術』(柘植あづみ〔著〕 みすず書房 2012) , ISBN 978-4-622-07706-0
- 『グローバル化時代における生殖技術と家族形成』(日比野由利編著 日本評論社 2013) , ISBN 978-4-535-98400-4
- 『世界の出産』(松岡悦子、小浜正子編 勉誠出版 2011) , ISBN 978-4-585-23005-2
- 『家族をつくる 提供精子を使った人工受精で子どもを持った人たち』(ケン・ダニエルズ著 仙波由加里訳 人間と歴史社 2010) , ISBN 978-4-89007-179-1
- 『妊娠を考える』(柘植あづみ著 NTT出版 2010) , ISBN 978-4-7571-4164-3
- 『生殖医療と法』(町野朔,水野紀子編 信山社出版 2010) , ISBN 978-4-7972-8801-8
- 『生殖補助医療と法』(日本学術協力財団編 日本学術協力財団 2012)
- 『Newsweek 28(7)』(p60―61 阪急コミュニケーションズ 2013)
- 『母子保健情報 66』(p76―79 母子愛育会 2012)
- 『婦人公論 96(11)』(p104―107 中央公論新社 2011)
- 『婦人公論 96(12)』(p62―65 中央公論新社 2011)
- 『Courrier Japon 6(8)』(p108―111 講談社 2010)
- 『日本医師会雑誌 141(6)』(p1249―1252 日本医師会 2012)
- 『Courrier Japon 9(12)』(p28―31 講談社 2013)
- 『中央公論 129(4)』(中央公論新社 2014)
- キーワード
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- 生殖補助医療
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000161943