レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/12/20
- 登録日時
- 2017/03/01 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:38
- 管理番号
- M17011910083720
- 質問
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ミカンを食べ過ぎると手が黄色くなることがあるが、病気なのか。
- 回答
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ミカンの過剰摂取によって肌が黄色くなる症例が説明された、以下の3冊を紹介した。
『やさいパワー調べて食べて元気なからだ3』には、「みかんで肌が黄色になる?」というコラムの中で、みかんをたくさん食べると、「オレンジ色のカロテノイドが毛細血管をとおして、黄色に見える。」と記載されている。「カロテノイドは、動物や植物にふくまれる色のもとなので、からだに悪いわけではない」とも記載されている。
『イラストを見せながら説明する子どもの病気とその診かた』には、「ミカン、ニンジン、カボチャなどの食物中に含まれるカロチンという成分が手のひらや足の裏に沈着し皮膚が黄染するもの」として「柑皮症」が紹介されている。「原因食物の過剰摂取を控えることで自然に脱色します。」と記載されている。
また、「柑皮症」を調べてみると、『皮膚科用語辞典』には、「血中カロチン濃度の上昇により、黄色色素であるカロチンが皮膚に沈着して生じる。(中略)基礎疾患がなければ過剰摂取を中止すると、1~2ヶ月で軽快する」と記載されている。説明の中にミカンの過剰摂取が例として挙げられている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 外科学 (494 9版)
- 参考資料
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吉田 企世子『やさいパワー調べて食べて元気なからだ3』 文溪堂,2005,32p. 参照はp.12.
『イラストを見せながら説明する子どもの病気とその診かた』 南山堂,2015,11,546p. 参照はp.48.
石橋 康正『皮膚科用語辞典』大阪 医薬ジャーナル社,2001,355p. 参照はp.47.
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吉田 企世子『やさいパワー調べて食べて元気なからだ3』 文溪堂,2005,32p. 参照はp.12.
- キーワード
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- ミカン
- 柑皮症
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2017011910091583720
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000210843