レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年11月7日
- 登録日時
- 2018/01/08 17:40
- 更新日時
- 2021/01/08 13:09
- 管理番号
- 相大-H29-068
- 質問
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解決
「太陽叢」(たいようそう)の、脳と体のつながり、神経回路について知りたい。
- 回答
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正式名称は「太陽神経叢」という。神経叢は、末梢神経系の脊髄神経の神経根と、末梢神経の間にあり、複雑に分岐と吻合を繰り返す場所である。
- 回答プロセス
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『南山堂医学大辞典』 南山堂 2015 【s31617459 R490.3】
P2131“腹腔神経節”の項目に、「自立神経叢神経節中で、最大の神経節であり、太陽神経節とも呼ばれている」と記載があった。
『病気がみえる Vol.7 脳・神経』 医療情報科学研究所/編 メディックメディア 2017 【s33538398 R490.8】
p294「脊髄神経の走行」欄に、神経叢は末梢神経系で脊髄神経の中の一つであること、脊髄神経の神経根と末梢神経の間にあり、複雑に分岐と吻合を繰り返す場所であると記載があった。
『医学生物学大辞典 2 さ-と』 メヂカルフレンド社 1986 【s06533582 R490.3】
P1473に、「太陽神経叢症候群」について、“種々の原因(器質的胃病変、腹部大動脈炎など)で、太陽神経叢の刺激により引き起こされる症候群。”と記載あり。
『医学大事典』 朝倉書店 1999 【s23161607 R490.3】
“太陽神経叢”の項目あり。「交感神経系の神経節群の複合体でああり、腹腔動脈幹起始部の周辺(大動脈腎神経節)、および上下の腸間膜動脈起始部の周辺(上腸間膜神経節および下腸間膜神経節)に位置する。太陽神経叢が受け入れるものは、内臓神経、迷走神経、横隔神経である。太陽神経叢は、内臓諸器官の交感神経、副交感神経支配を受け持つ」と記載あり。
注:【 】内は当館の資料コードと分類番号
- 事前調査事項
- NDC
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- 医学 (490 9版)
- 基礎医学 (491 9版)
- 参考資料
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- 『南山堂医学大辞典』 南山堂 2015
- 『病気がみえる Vol.7 脳・神経』 医療情報科学研究所/編 メディックメディア 2017
- 『医学生物学大辞典 2 さ-と』 メヂカルフレンド社 1986
- 『医学大事典』 朝倉書店 1999
- キーワード
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- 太陽叢
- 太陽神経叢
- 脳神経
- たいようしんけいそう
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 医学
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000228062