レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20160422
- 登録日時
- 2018/12/08 00:30
- 更新日時
- 2018/12/08 00:30
- 管理番号
- 20160422-1
- 質問
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解決
正倉院にある「没食子」は下痢などの薬として用いられたが、なぜ下痢に効果があるのか、当時下痢が流行っていたのか、中の蟻は日本に伝えられるまで生きていたのか調べたい。
- 回答
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薬科学大辞典で「没食子」を調べ、含まれる「タンニン」に整腸作用があることが分かる。
当時の流行病については検索不十分(「病気日本史」所蔵無・県立所蔵有)。中に蟻がいたとされる記述は見受けられなかった。
(参考文献・掲載内容)
『広川薬科学大辞典』…没食子について記載あり。
『虫こぶ入門』…没食子について記載有。また、いつごろ日本にもたらされたかの記載もあり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 昆虫類 (486)
- 薬学 (499)
- 参考資料
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- 『広川薬科学大辞典』薬科学大辞典編集委員会/編 広川書店 1990
- 『虫こぶ入門』薄葉 重/著 八坂書房 1995.8
- 『病気日本史』中島 陽一郎/著 雄山閣 1982.11(佐賀県立図書館所蔵)
- キーワード
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- 没食子
- 正倉院
- 下痢
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000247441