レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006年06月20日
- 登録日時
- 2006/06/20 11:56
- 更新日時
- 2017/08/17 08:06
- 管理番号
- 6298
- 質問
-
朝食を食べない子どもの割合や、朝食と学力の関係についての調査があると聞いたが所蔵しているか?
- 回答
-
○「平成18年度予算案(家庭・地域の教育力関係)」平成18年2月14日文部科学省生涯学習政策局
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo2/siryou/003/06021701/001.pdf
のp.5「子どもの基本的生活習慣」を紹介
その中に次の2点のグラフ有り。
・「朝ごはんを食べないことがある小中学生の割合」
→「平成17年度 文部科学省委嘱調査 義務教育に関する意識調査」より
・「毎日朝食をとる子どもほど、ペーパーテストの得点が高い傾向」
→「国立教育政策研究所 平成15年度小中学校教育課程実施状況調査」より
○「平成15年度小・中学校教育課程実施状況調査 分析結果のポイント(文部科学省)」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/siryo/029/06060829/006/001.pdf
※p.6に「○ 基本的な生活習慣が身についているとうかがえる児童生徒については
ペーパーテストの得点が高い傾向」という記述あり。
○食育白書 平成21年度版(PDF)
http://www8.cao.go.jp/syokuiku/data/whitepaper/2009/pdf-honbun.html
p.56「図表… 46 朝食の摂取と学力調査の平均正答率との関係」あり。
「文部科学省『平成20 年度全国学力・学習状況調査』対象:小学校6年生約116 万人、中学校3年生約108 万人」と説明されている。
○冊子体では当館所蔵なし。
書誌情報は次のものかと思われる。(Webcatより)
・義務教育に関する意識調査
多摩 : ベネッセコーポレーション, 2005
2冊 ; 30cm -- 中間報告書;報告書
注記: 平成16・17年度文部科学省委嘱調査報告書
・小中学校教育課程実施状況調査データ分析に関する報告書 / 国立教育政策研
究所教育課程研究センター[編]
[東京] : 国立教育政策研究所教育課程研究センター, 2005.1
ii, 84p ; 30cm -- 平成13年度
ISBN: (平成13年度)
別タイトル: 小中学校教育課程実施状況調査 : データ分析に関する報告書
(後日追記)
(1)マナビィくんの統計コーナー(文部科学省)
朝食を食べることとテストの結果を比べてみよう。(PDF:1,184KB)
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/manabee/pdf/17_06.pdf
(2)データからみる日本の教育 2005 文部科学省/編 国立印刷局 2005.7
※p.45に上記(1)と同じ統計あり。
・「朝食の摂取状況とペーパーテストの結果との関係(設問「学校へ行く前に朝食をとりますか」についての回答状況とペーパーテストの結果との関係」
※(参考)「楽しく子育て!~子育て支援コーナー通信」第25号 2009年6月19日刊
http://www.library.pref.kagawa.jp/kgwlib_doc/kosodate/tushin25.pdf
p.2「子育てお役立ちレファレンス 第4回 朝ごはんと学力の関係って?」
(関連資料)
・食育」批判序説 「朝ごはん」運動の虚妄をこえて、科学的食・生活教育へ 森本芳生/著 明石書店 2009.8
(子育て支援) (食育)(健康情報)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 衛生学.公衆衛生.予防医学 (498)
- 参考資料
- キーワード
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- 食生活
- 健康教育
- 小児栄養
- 食物
- 不定愁訴
- 健康情報
- 食育
- 子育て支援
- 栄養学
- 生物時計
- 食育白書
- 日本-教育-統計
- ホームプロジェクト
- 時事に関する情報及び参考資料
- 照会先
- 寄与者
- 備考
-
(関連情報)
(1)平成12年度「児童生徒の食生活等実態調査結果」
http://www.naash.go.jp/kenko/kyusyoku/chosa/syoku_life_h12/chosa_h12.html
に次の記述あり。
「◆ 不定愁訴について
児童生徒の不定愁訴について訴える者を割合の高い順から見ると、小学校では「つかれる」88.3%、「体がだるい」79.3%、「イライラする」77.0%、となっている。中学校では、「つかれる」94.7%、「体がだるい」90.3%、「イライラ
する」83.5%であった。
学校給食を残すことがある者とない者の不定愁訴との関係を見ると、中学校では、「つかれる」で10.7ポイント、「何もやる気が起こらない」で5.7ポイントの差で、それぞれ残すことがある者の方がいつも感じる割合が高かった。小学校でも「イライラする」4.0ポイント、「つかれる」3.6ポイントの差があり、「学校給食を残すことがある」と回答した児童生徒の方が不定愁訴をいつも感じる割合が高い。
また、朝食の欠食状況と不定愁訴との関係を見たところ、朝食を欠食する者は、「つかれる」、「イライラする」等の不定愁訴を感じる割合が高かった。」
また、同調査に次の内容あり。
調査結果 児童生徒[PDF](344KB)
http://www.naash.go.jp/kenko/kyusyoku/chosa/syoku_life_h12/image/chosa_h12_jidou.pdf
のp。49に次の詳細なグラフ等あり。
・児童生徒の「朝食の欠食状況」と「不定愁訴」の関係について
(2)「早寝早起き朝ごはん」全国協議会ホームページ
http://www.hayanehayaoki.com/
(3)時間栄養学~時計遺伝子と食事のリズム 香川靖雄/編著 日本栄養・食糧学会/監修 女子栄養大学出版部 2009.2
内容: 時間栄養学の概略 / 香川靖雄著 時計遺伝子と食餌リズム / 柴田重信著 肝細胞の時間栄養学とコレステロール代謝の制御 / 小田裕昭, 山宿大介著 からだのリズムと栄養 / 加藤秀夫,西田由香,中村亜紀著 脳卒中・血栓症の時間栄養学 / 堀江修一著 時計遺伝子による脂肪細胞機能 / 榛葉繁紀著
日販マークによる内容紹介:なぜメタボは増え続けるのか。なぜ朝食をとると成績があがるのか。時計遺伝子が解明する新しい栄養学。時間栄養学による心身向上と生活習慣病予防のための書。第62回日本栄養・食糧学会大会シンポジウムの書籍化。
・「メタボ」認知度9割 30代男性、朝食抜き増加 08年度食育白書 日本経済新聞 09/5/27
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2009052602092h1
定番事例
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000029148