レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/05/27
- 登録日時
- 2018/07/30 00:30
- 更新日時
- 2018/07/30 00:30
- 管理番号
- 6001032262
- 質問
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解決
「石楠花(シャクナゲ)」には毒があると聞いたが、事実なのか?
- 回答
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以下の資料・ホームページに記載がありました。
葉にはロドトキシンという有毒成分が含まれるとあります。
【図書】
・『図説花と樹の大事典』(植物文化研究会/編 柏書房 1996.2)
p219「シャクナゲ」の項目の【利用】の欄によれば、「葉にはロドトキシンという有毒成分が含まれ、呼吸中枢を麻痺させるが、漢方では強壮剤として、民間では利尿剤として用いることもある。」と記述されています。
【インターネット】
・厚生労働省のホームページ「自然毒のリスクプロファイル」
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082085.html(2018/05/27現在)
「高等植物:シャクナゲ類:【毒性成分】の項目に「有毒成分グラヤノトキシン(ロドトキシン)類により中毒を引き起こすので注意。
ハクサンシャクナゲの葉のお茶としての飲用による血圧低下の急性中毒例がある。
セイヨウシャクナゲなどの園芸種も有毒なので注意。
海外からのお土産の蜂蜜での中毒例がある。」
そのほか、「【中毒症状】嘔吐、下痢、けいれん」、【発生事例】等の記述があります。
[事例作成日:2018年5月27日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 植物学 (470 8版)
- 参考資料
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- 図説花と樹の大事典 植物文化研究会∥編 柏書房 1996.2 (219)
- http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082085.html (自然毒のリスクプロファイル(厚生労働省))
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌事項調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000239764