レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年12月19日
- 登録日時
- 2017/12/19 16:54
- 更新日時
- 2018/12/19 13:08
- 管理番号
- 20171219-2
- 質問
-
解決
洞庭藍(トウテイラン)について知りたい。
- 回答
-
以下の資料がみつかった。
<コトバンク>
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説 トウテイラン とうていらん / 洞庭藍
[学]Pseudolysimachion ornatum (Monj.) Yamaz.
https://kotobank.jp/word/%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3-1568173#E6.97.A5.E6.9C.AC.E5.A4.A7.E7.99.BE.E7.A7.91.E5.85.A8.E6.9B.B8.28.E3.83.8B.E3.83.83.E3.83.9D.E3.83.8B.E3.82.AB.29 (2017/12/19 確認)
「ゴマノハグサ科の多年草。茎は株立ちし、直立して高さ30~60センチメートル。全草に白い綿毛が密生する。葉は対生し、へら状披針(ひしん)形で、浅く切れ込む鋸歯(きょし)がある。8~9月、茎頂に穂状の総状花序をつくり、青紫色花を密に開く。花冠は4裂する。近畿地方の日本海側の海岸や隠岐(おき)諸島に自生するが、園芸植物として庭に植えられることもある。名は、花の色が中国の洞庭(どうてい)湖の水のように青く美しいという意味である。」
<事典・書誌>
日外アソシエーツ編集部編集『植物レファレンス事典』[1],2 : 2003-2008補遺. 日外アソシエーツ. 2004.1-
本館請求記号: 470 - Sh96
第二版編集委員会, 小学館国語辞典編集部編 『日本国語大辞典』第2版. 小学館 , 2000.12-2002.12
本館請求記号:813.1 - N77
第9巻p.1011 とうてい‐らん【洞庭藍】
*物品識名〔1809〕「トウテイラン 兎児尾苗(るりとらのを)一種」
*日本植物名彙〔1884〕〈松村任三〉「タウテイラン」
<図書>
牧野富太郎著『植物一家言 : 草と木は天の恵み』 北隆館 , 2000.9
本館請求記号:470.4 - Ma35
p.26 タウテイラン 「宇田川榛斉及び榕菴の『遠西醫方名物考』に出てゐる、洞庭は支那での有名な湖の名(略)藍は或は其花色を意味する乎、すなわち洞庭に生じて藍色花を開くから乎、此宿根草は丹後久美浜海峡に野生(以下略)」
<Webサイト>
山陰海岸国立公園 見どころガイド(環境省)
https://www.env.go.jp/park/sanin/guide/view.html (2017/12/19 確認)
トウテイラン「日本海の海岸に生育する多年草。8月~9月に青紫色のかわいらしい花を咲かせます。丹後砂丘で見ることができます。 」
画像あり。
京丹後市
https://www.city.kyotango.lg.jp/ (2017/12/19 確認)
市の花「トウテイラン」(京丹後市)
https://www.city.kyotango.lg.jp/kyoiku/annai/keikaku/yoran/documents/22hyousi.pdf (2017/12/19 確認)
「トウテイランは、8月から9月にかけて多數の青紫色の花を開く多年草であり、山陰海岸の砂丘に見られ、箱石砂丘の群落は「京都の自然200選」にも選定されています。
盛夏から秋にかけ、中国お洞庭湖(どうていこ)の湖水のように美しく神秘的な色の花を咲かせるトウテイランは、日本固有種で外国には自生しておらず、また、日本国内にも数か所にしか自生していない非常に貴重な花です。」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 植物学 (470)
- 参考資料
- キーワード
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- 洞庭藍
- トウテイラン
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査 所蔵調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000226715