レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/01/23
- 登録日時
- 2018/03/24 00:30
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M18012412187739
- 質問
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湯原温泉が「西の横綱」と言われるのはなぜか?
- 回答
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資料①『湯原町史 続編』によると、「昭和五六年(一九八一)四月、暁教育図書出版の勧進元で出版された「露天風呂番付」で、湯原温泉「砂湯」が西の横綱にランクされた。これは「日本発見湯けむりの里」の記事の中で格付けしたものである。」とある。
資料②『日本発見18 湯けむりの里』を確認すると、勧進元・暁教育図書出版、行司・野口冬人の番付があり、横綱の条件として「自然の雰囲気がそこなわれていない」、「一般の誰でも訪泉できる」、「男女ともゆっくり入れる設備や脱衣所なども完備している」、「雄大な規模でいつでも入れる」などを考慮したとある。湯原温泉の個別の評価としては「美作三湯の一つとして古くから知られ、ダムの真下に雄大な規模の露天風呂がある」としている。
資料②は番付が活字(明朝体)で紹介されているが、資料③『湯原温泉 温泉指南役”虎の巻”』では相撲文字での番付が紹介されている。横綱の理由として「雄大な景色と泉質、そしてなによりも行政や私有物ではなく地域住民が管理し守り続けていることが評価されたのです。」とある。
資料④『山陽新聞』(2013年6月19日付夕刊)によると、湯原温泉にある「湯原温泉ミュージアム」には番付の行司を務めた旅行作家・野口冬人氏からの寄贈図書などを収蔵する記念資料室や、湯原温泉が「関脇」に位置づけられた江戸時代の温泉番付表(複製)の展示などもあると紹介されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 地震学 (453 9版)
- 参考資料
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資料① 富岡印刷、吉備人出版『湯原町史 続編』湯原町(真庭郡) 湯原町,2005,491p.参照はp.256.
資料② 坪田五雄『日本発見18 湯けむりの里』 暁教育図書,1980,146p.参照はp.122.
資料③ 湯原町旅館協同組合『湯原温泉 温泉指南役”虎の巻”』湯原町(真庭郡) 湯原町旅館協同組合,2004,16p.参照はp.3.
資料④ 『山陽新聞』 2013年6月19日付夕刊,山陽新聞社,参照はp.1.
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資料① 富岡印刷、吉備人出版『湯原町史 続編』湯原町(真庭郡) 湯原町,2005,491p.参照はp.256.
- キーワード
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- 美作三湯
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2018012412131387739
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000233011