レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/12/12
- 登録日時
- 2016/12/19 00:30
- 更新日時
- 2017/08/22 14:17
- 管理番号
- 1000000909
- 質問
-
解決
那覇市、浦添市の活断層について書かれた資料はあるか。
- 回答
-
下記資料を提供した。
①
『琉球弧の地質誌』 (木崎 甲子郎編著、沖縄タイムス社、1985.9)
p. 107 「沖縄島南部」の断層が示された図がある。
p. 201 「琉球孤の地震活動」について、震源の分布図がある。
p. 219-221 「琉球列島周辺海域地質構造区分布」に断層が示されている。
②
『琉球地震列島』 (加藤 祐三著、那覇出版社、1995.12)
p. 164-167 「沖縄にもある活断層」の記述がある。
③
『琉球大学理工学部紀要 工学篇 第6号』 (琉球大学理工学部編、琉球大学理工学部、1973.3)
p. 101-162 「那覇市の地盤について」(砂川徹男、上原方成)の論文で、p104 「那覇市内の主な断層として首里断層をあげることができる。泊、大道、首里の南側、南風原村新川、与那原町を結ぶ線がそれであり、さらにこれから別れた大道、首里、西原村を結ぶ線も断層となっている。」の記述がある。
④
『沖縄県地震被害想定調査報告書(概要版) 平成25年度』 (沖縄県[編]、沖縄県、2014.3)
p. 9 「今回調査の想定地震一覧」で、「伊祖断層」、「沖縄本島南部スラブ内地震」などの記述がある
p. 10 「想定地震位置図」で、「伊祖断層による地震」、「沖縄本島南部スラブ内地震」などの記載がある。
※伊祖断層 → 浦添市、沖縄本島南部スラブ内 → 那覇市付近を通っている。
以降、「伊祖断層による地震」、「沖縄本島南部スラブ内地震」について、詳細な予測データの記述がある。
⑤
『沖縄県地域防災計画』 (沖縄県防災会議[編]、沖縄県防災会議、[2015.3])
p. 5 「地震・津波被害予測の想定地震一覧」で、「伊祖断層」などの記述がある。
p. 7 「地震・津波被害量予測一覧」で、「伊祖断層による地震」などの記述がある。
⑥
『亜熱帯研究の総合的推進のための研究可能性の調査』 (亜熱帯総合研究所[編]、亜熱帯総合研究、2000.3)
p. 45-54 浦添市付近の活断層の分布図や詳細な説明がある。
⑦
『日本の活断層 分布図と資料』(活断層研究会∥編、東京大学出版会、1981)
p. 330-332 「那覇」の項目で、断層名:西原断層、伊祖断層、首里北方、首里東南方、首里西南方、真和志、上間の記述と地図上での表記がある。
インターネット上の情報(2016.4.20現在)
浦添市 【 安心・安全 > 防災・災害 > 地震被害想定について】 浦添市総務部防災危機管理室
http://www.city.urasoe.lg.jp/saigai/2014110102294/
→浦添市の地図に、伊祖断層の記載がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 地震学 (453 8版)
- 参考資料
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- 1 琉球弧の地質誌 木崎 甲子郎∥編著 沖縄タイムス社 1985.9 K454/KI97 p. 107、201、219-221
- 2 琉球地震列島 加藤 祐三∥著 那覇出版社 1995.12 K453/KA86 p. 164-167
- 3 琉球大学理工学部紀要 工学篇 第6号 琉球大学理工学部∥編 琉球大学理工学部 1973.3 K50/R98/6 p. 101-162
- 4 沖縄県地震被害想定調査報告書(概要版) 平成25年度 沖縄県∥[編] 沖縄県 2014.3 K317/O52 p. 9-10
- 5 沖縄県地域防災計画 沖縄県防災会議∥[編] 沖縄県防災会議 [2015.3] K317/O52 p. 5、7
- 6 亜熱帯研究の総合的推進のための研究可能性の調査 亜熱帯総合研究所∥[編] 亜熱帯総合研究所 2000.3 K45/A49 p. 45-54
- 7 日本の活断層 活断層研究会∥編 東京大学出版会 1981 LX455.86/N77 p. 330-332
- キーワード
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- 活断層
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000203580