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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000199837
提供館
(Library)
国立国会図書館(National Diet Library) (1110001)管理番号
(Control number)
B160923194632
事例作成日
(Creation date)
2016/10/4登録日時
(Registration date)
2016年11月17日 00時30分更新日時
(Last update)
2017年05月09日 13時58分
質問
(Question)
1.
荒勝文策氏が、原爆投下後の長崎で行ったというフィールド調査に関する資料があれば紹介してください。日本語の資料、もしくは英語に翻訳された資料を探しています。
なお、原爆投下後の広島で行ったフィールド調査に関する資料は既に入手しています。

2.
1945年10月17日に荒勝文策氏が作成した、スピーチ原稿のコピーを入手しました。最初のページに"Atomic Bomb and Nuclear Physics"と記載されています。
国立国会図書館では、このスピーチの原文を所蔵していますか。また、所蔵していない場合は所蔵機関を紹介してください。
回答
(Answer)
1. 荒勝文策氏が原爆投下後の長崎で行ったフィールド調査に関する資料について

当館所蔵資料を調査したところ、荒勝文策氏が原爆投下後の長崎で行ったフィールド調査の結果をまとめた日本語の資料(1)及び(2)が見つかりましたのでご紹介します。なお、フィールド調査の結果をまとめた英語の資料の所蔵は確認できませんでした。
(【 】内は当館請求記号です。以下、同じ。)

(1)
日本学術会議原子爆弾災害調査報告書刊行委員会 編. 原子爆弾災害調査報告集. 第1分冊. 日本学術振興会, 1953 【429.55-N684g】
*国立国会図書館デジタルコレクション( http://dl.ndl.go.jp/ )(国立国会図書館/図書館送信参加館内公開)

「理工学編」のpp.11-16(42-45コマ目)に「長崎市における殘存放射能」と題する報告書が掲載されており、調査員として「荒勝文策(京都帝国大学教授,理学部物理学教室) 林竹男,西川喜良」(p.11(42コマ目))とあります。同じくp.11(42コマ目)に、「本調査は長崎市の爆心下附近及び西山地区に殘存する放射能の强さを測定し,これと平行して行なわれている医学的調査研究に対し,参考資料を提供せんとの目的をもって行なわれたものである.調査は1946年11月27,28,29日の3日間にわたって実施せられた.」とあります。

(2)
十五年戦争重要文献シリーズ. 補集 1 [2]. 不二出版, 2011.10 【GB511-J140】

資料(1)の復刻版です。「理工学編」のpp.11-16に「長崎市における残存放射能」と題する報告書が掲載されています。この報告書は、資料(1)に掲載の報告書と同一のものです。

なお、資料(1)について、海外の所蔵機関を調査したところ、Library of Congress( http://www.loc.gov/ )が資料(3)(ただし、資料名が一部異なります。)を、The British Library( http://www.bl.uk/ )が資料(4)を所蔵しているようですので、参考としてお知らせします。複写可否等、詳細は各所蔵機関に直接お問い合わせください。

(3)
Main title:Genshi hakudan saigai chōsa hōkoku shū.
Published/Created:1953.
Description:2 v. (59, 1642 p.) illus. (part col.) maps (part fold.) plans. 26 cm.
LC classification (full):RA1231.R2 J27 Japan. Gakujutsu Kenkyū Kaigi. Genshi Bakudan Saigai Chōsa Kenkyū Tokubetsu Iinkai.
Related names:Japan. Nihon Gakujutsu Kaigi. Genshi Bakundan Saigai Chōsa Hōkokusho Kankō Iinkai. [from old catalog]
Notes:Romanized.
LCCN:j 64001460
Geographic area code:a-ja---
Type of material:Book

※資料(3)の書誌的事項は、Library of Congressが提供するLibrary of Congress Online Catalog( http://catalog.loc.gov/ )にて確認しました。

(4)
原子爆彈災害調査報告集 / 日本学術会議原子爆彈災害調査報告書刊行委員会編.
Title:Genshi bakudan saigai chōsa hōkokushū.
Contributor:日本学術会議 ; Nihon Gakujutsu Kaigi.
Other Titles:Variant Title: 原子爆弾災害調査報告集
Publication Details:Tōkyō : Nihon Gakujutsu Shinkōkai, 1953
東京 : 日本学術振興会, 1953.
Language:Japanese
Identifier:System number 017106565
Notes:文献:第2分冊p1635-1642; 第1分冊:理工学編,生物学編,医学編[正]; 第2分冊:医学編[続]
Physical Description:2 volumes ; 27cm.
Shelfmark(s):Asia, Pacific & Africa 16263.c.1/1
Asia, Pacific & Africa 16263.c.3/2
UIN:BLL01017106565

※資料(4)の書誌的事項は、The British Libraryが提供するExplore the British Library( http://explore.bl.uk/ )にて確認しました。


2. 1945年10月17日に荒勝文策氏が作成したスピーチの原文について

下記の資料及びデータベースを調査しましたが、1945年10月17日に「荒勝文策」氏が作成したスピーチの原文に関する正確な書誌的事項は確認できませんでした。また、当館及び国内外の主要な図書館での所蔵は確認できませんでした。


[その他の調査済み資料及びデータベース]

末尾に*が付いている資料は、国立国会図書館デジタルコレクション( http://dl.ndl.go.jp/ )国立国会図書館内限定公開資料です。
末尾に**が付いている資料は、国立国会図書館デジタルコレクション( http://dl.ndl.go.jp/ )国立国会図書館/図書館送信参加館内公開資料です。

・長崎市制六十五年史. 後編. 長崎市総務部調査統計課, 1959 【219.3-N1872n2】**
※p.518(306コマ目)に、「京都大学理学部荒勝文策氏ら一行も長崎地区の残存放射能を、ガイガーミュラー計数管によって測定した。しかしこの調査は被爆後一年三ヵ月余をへた二十一年十一月二十七日~二十九日に行われた(後略)」とあります。

・今中 哲二. 原爆直後の残留放射能調査に関する資料収集と分析. 広島平和記念資料館資料調査研究会研究報告 / 広島平和記念資料館資料調査研究会 編. (10):2014.8 pp.31-52 【Z71-J984】
※「2. 長崎原爆直後に行われた放射能調査活動」(pp.44-49)の「2-1-4.京大グループの調査」(p.46)に、「京都帝大・荒勝研究室からは、荒勝文策、林竹男、西川喜良の3名が、1946年11月27日から3日間、ガイガー計数管を持参して、長崎爆心地ならびに西山地区の現地調査を実施している。」とあります。

・保阪正康 著. 日本原爆開発秘録. 新潮社, 2015.5 【NG153-L6】
・山崎正勝 著. 日本の核開発 : 1939~1955 : 原爆から原子力へ. 績文堂出版, 2011.12 【DL213-J262】
・十五年戦争重要文献シリーズ. 補集 1. 不二出版, 2011.8 【GB511-J135】
・泰山弘道 著. 長崎原爆の記録. 完全版. 東京図書出版会 ; リフレ出版 (発売), 2007.8 【EG74-H49】
・広島市・長崎市原爆災害誌編集委員会 編. 原爆災害 : ヒロシマ・ナガサキ. 岩波書店, 2005.7 【EG74-H26】
・黒古一夫 監修 ; 文献情報研究会 編著. 原爆文献大事典 : 1945(昭和20)年~2002(平成14)年. 日本図書センター, 2004.6 【A1-H4】
・沢田昭二 ほか著. 共同研究広島・長崎原爆被害の実相. 新日本出版社, 1999.7 【EG74-G43】
・安斎育郎 編. GHQ/SCAP top secret records = GHQトップ・シークレット文書集成. 4-vol. 1. Kashiwashobo Publishing, 1998.2 【AZ-271-B2】
・安斎育郎 編. GHQ/SCAP top secret records = GHQトップ・シークレット文書集成. 4-vol. 2. Kashiwashobo Publishing, 1998.2 【AZ-271-B3】
・安斎育郎 編. GHQ/SCAP top secret records = GHQトップ・シークレット文書集成. 4-vol. 3. Kashiwashobo Publishing, 1998.2 【AZ-271-B4】
・安斎育郎 編. GHQ/SCAP top secret records = GHQトップ・シークレット文書集成. 4-vol. 4. Kashiwashobo Publishing, 1998.2 【AZ-271-B5】
・安斎育郎 編. GHQ/SCAP top secret records = GHQトップ・シークレット文書集成. 4-vol. 5. Kashiwashobo Publishing, 1998.2 【AZ-271-B6】
・安斎育郎 編. GHQ/SCAP top secret records = GHQトップ・シークレット文書集成. 4-vol. 6. Kashiwashobo Publishing, 1998.2 【AZ-271-B7】
・安斎育郎 編. GHQ/SCAP top secret records = GHQトップ・シークレット文書集成. 4-vol. 7. Kashiwashobo Publishing, 1998.2 【AZ-271-B8】
・安斎育郎 編. GHQ/SCAP top secret records = GHQトップ・シークレット文書集成. 4-vol. 8. Kashiwashobo Publishing, 1998.2 【AZ-271-B9】
・安斎育郎 編. GHQ/SCAP top secret records = GHQトップ・シークレット文書集成. 4-vol. 9. Kashiwashobo Publishing, 1998.2 【AZ-271-B10】
・安斎育郎 編. GHQ/SCAP top secret records = GHQトップ・シークレット文書集成. 4-vol. 10. Kashiwashobo Publishing, 1998.2 【AZ-271-B11】
・安斎育郎 編. GHQ/SCAP top secret records = GHQトップ・シークレット文書集成. 4-vol. 11. Kashiwashobo Publishing, 1998.2 【AZ-271-B12】
・安斎育郎 編. GHQ/SCAP top secret records : 原爆と日本の科学技術関係文書. 4-[12]. Kashiwashobo, 1998 【AZ-271-A13】
・長崎市原爆被爆対策部 編. 長崎原爆被爆50年史. 長崎市原爆被爆対策部, 1996.3 【AZ-1554-G3】
・笹本征男 著. 米軍占領下の原爆調査 : 原爆加害国になった日本. 新幹社, 1995.10 【GB566-G7】
・中山茂, 後藤邦夫, 吉岡斉 責任編集. 「通史」日本の科学技術. 第1巻. 学陽書房, 1995.6 【M33-G14】
・長崎市 編. ナガサキは語りつぐ : 長崎原爆戦災誌. 岩波書店, 1991.7 【EG74-E41】
・長崎市 編. 長崎原爆戦災誌. 第4巻 (学術編). 長崎国際文化会館, 1984.3 【GB541-90】
・広島市・長崎市原爆災害誌編集委員会 編. 広島・長崎の原爆災害. 岩波書店, 1979.8 【EG74-57】
・長崎市役所 編. 長崎原爆戦災誌. 第1巻 (総説編). 長崎国際文化会館, 1977.3 【GB541-90】
・仁科記念財団 編纂. 原子爆弾 : 広島・長崎の写真と記録. 光風社書店, 1973 【GB541-57】
・京都大学原子爆弾災害総合研究調査班の成立とその活動. 原爆傷害調査委員会, 1970.2 【SC781-24】
・京都大学七十年史編集委員会 編. 京都大学七十年史. 京都大学, 1967 【377.21-Ky995k4】*
・日本学術会議原子爆弾災害調査報告書刊行委員会 編. 原子爆弾災害調査報告集. 第2分冊. 日本学術振興会, 1953 【429.55-N684g】**
・嵯峨根遼吉 著. 原子爆弾の話. 大日本雄弁会講談社, 1949 【429.55-Sa156g】**

・佐藤 史. 広島・長崎原爆被害調査の経過とその特徴--1945~1995. 史流. (39) 2000.3 pp.49-82 【Z8-506】
・松村 高夫. 広島・長崎の原子爆弾に関する初期調査. 三田学会雑誌. 89(1) 1996.04 pp.108~126 【Z3-295】

・NDL-OPAC ( https://ndlopac.ndl.go.jp/
・国立国会図書館サーチ ( http://iss.ndl.go.jp/
・国立国会図書館デジタルコレクション ( http://dl.ndl.go.jp/
・JDreamIII [当館契約データベース]
・聞蔵IIビジュアル [当館契約データベース]
・毎索 [当館契約データベース]
・ヨミダス歴史館 [当館契約データベース]
・CiNii Articles ( http://ci.nii.ac.jp/
・CiNii Books ( http://ci.nii.ac.jp/books/
・J-GLOBAL ( http://jglobal.jst.go.jp/
・国立公文書館デジタルアーカイブ ( http://www.digital.archives.go.jp/
・国立公文書館アジア歴史資料センター ( http://www.jacar.go.jp/
・kuline 京都大学蔵書検索 ( http://kuline.kulib.kyoto-u.ac.jp/
・京都大学学術情報リポジトリ KURENAI ( http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/
・京都大学研究資源アーカイブ ( http://www.rra.museum.kyoto-u.ac.jp/
・京都大学総合博物館 ホームページ ( http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/
・WorldCat ( http://www.worldcat.org/

インターネット及びデータベースの最終アクセス日は2016年9月29日です。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
科学史.事情  (402 9版)
原子物理学  (429 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
荒勝文策
原子爆弾
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000199837解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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