レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/05/04
- 登録日時
- 2015/07/20 00:30
- 更新日時
- 2015/11/11 00:30
- 管理番号
- 6001008880
- 質問
-
解決
プラズマライト(プラズマボール)について、不思議な発光の原理と器具の仕組みの資料を紹介してください。
- 回答
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プラズマライト(プラズマボール)について、関連すると思われる当館所蔵資料をご紹介します。
<関連資料>
■当館所蔵資料
『カラー図解プラズマエネルギーのすべて:VISUAL ENGINEERING』(プラズマ・核融合学会/編 日本実業出版社 2007.3)当館請求記号【427.6/21N】
第1章 「1.プラズマとは第4の物質状態」(p.8-10)
プラズマの概要について記載されています。
第1章 「2.プラズマの性質」(p.11-13)
プラズマの性質についての説明が図や写真とともに記載されています。
第1章 「3.蛍光灯の中は1万度のプラズマ」(p.14)
蛍光灯の原理についての説明が記載されています。
第2章 「12.プラズマ照明」(p.41-43)
プラズマ照明の特性や種類についての説明が記載されています。
『トコトンやさしいプラズマの本(B&Tブックス)』(山崎 耕造/著 日刊工業新聞社 2004.7)【427.6/19N】
第1章 「5.原子の構造と発光の正体は?」(p.18-19)
プラズマ照明の技術に応用されている原子の発光についての説明が図とともに記載されています。
第3章 「30.身近なプラズマ照明」(p.72-73)
蛍光灯や高圧水銀ランプなど、プラズマ照明の仕組みについての説明が図とともに記載されています。
『岩波講座物理の世界:さまざまな物質系4 さまざまなプラズマ』(佐藤 文隆 [ほか]/編集委員 岩波書店 2004.3)【420.8/6N】
「1.2 人工的なプラズマ」(p.3-7)
ネオンサインや蛍光灯の発光についての説明が記載されています。
『電気電子用語大事典』(茂木 晃/編 オーム社 1992.8)【540.3/8N】
プラズマボール plasma ball(p.1203)
高い圧力のもとで希ガスが電極間で電離した、非常に強い光度の光源。そして、これを取り巻くトロイド状の磁石のなかで、小さな球となって発光している。輝度は500cd/m㎡にも達する。
※お問い合わせの「プラズマボール」と同一のものを指すか不明
<関連情報>
■インターネット
中部電力の展示館である「でんきの科学館」のホームページに、プラズマボールについての簡単な解説があります。館内にプラズマボールが設置してあるようです。参考までに、ホームページのURLと掲載内容をご紹介します。
http://www.chuden.co.jp/e-museum/guide/2floor/exhibit_a16.html (2015/5/4現在)
プラズマボールの中には低圧のネオンガスやアルゴンガスなどが入っています。中央にある球状の金属球に高周波の高電圧をかけるとガラス球の中の気体が電離してプラズマをつくります。プラズマ状態になると電気が通りやすくなり金属球から電子が飛び出します。ガラス球の表面に向かって飛び出した電子が、気体の粒子に当り発光します。人間の体は電気を通しやすいため、ガラス球に手を近づけるとその部分に電気が集まり、光の流れが変わります。体の表面を高周波のわずかな電流が流れるだけなので害はありません。ペースメーカーなど医療用電子機器をご使用の方は使用をお控えください。
[事例作成日:2015年5月4日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 物理学 (420 8版)
- 電磁気学 (427 8版)
- 電気工学 (540 8版)
- 参考資料
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- カラー図解プラズマエネルギーのすべて プラズマ・核融合学会∥編 日本実業出版社 2007.3 (8-14、41-43)
- トコトンやさしいプラズマの本 山崎/耕造∥著 日刊工業新聞社 2004.7 (18-19、72-73)
- 岩波講座物理の世界 さまざまな物質系4 佐藤/文隆∥[ほか]編集委員 岩波書店 2004.3 (3-7)
- 電気電子用語大事典 茂木/晃∥編 オーム社 1992.8 (1203)
- http://www.chuden.co.jp/e-museum/guide/2floor/exhibit_a16.html (中部電力「でんきの科学館」(2015/5/10現在))
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000177504