レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年03月28日
- 登録日時
- 2018/12/15 15:12
- 更新日時
- 2019/01/28 14:05
- 管理番号
- 中野1092
- 質問
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解決
太平洋戦争末期、海軍航空隊の士官が使用していた飯盒がどのようなものだったかわかる資料はあるか。
- 回答
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“航空隊”の“士官用”飯盒というのは見つけられませんでしたが、参考までに関連する資料をご紹介します。
【資料1】『日本海軍食生活史話』瀬間喬/著,海援舎,1985(394/セ)
p.527 「第十二章 野外炊事」
p.538-539 自衛隊で使用している防衛庁仕様書による飯盒の図
「飯盒の図を示したいが見当たらぬので、現在自衛隊で使用している 防衛省仕様書によるものを掲示する。材質や形状に若干の差があるかも分からぬが大筋に変わりはない筈である。」
p.540-541 陸軍主計少将が書いた飯盒の絵と説明書き。
※なお、p.594から、食器に関しては、下士官兵の食器(兵食器)と准士官以上用食器についての記述があります。
【資料2】『写真で見る海軍糧食史』藤田昌雄/著,光人社,2007(394.0/フ)
p.245「大東亜戦争と航空糧食」
機上携行食(航空弁当)についての記述と写真があります。
※お探しの年代とは違いますが、飯盒で食事を取る海軍特別陸戦隊員の写真(p.155)や飯盒の掛け方の図(p.161)など、日本海軍食についての写真やデータが豊富に掲載された資料です。
【資料3】『戦艦大和の台所』高森直史/著,光人社,2010(394/タ)
p.156「飯盒は明治陸軍が考案した便利なグッズの代表である。(略)海軍では陸軍の飯盒規格をそのまま頂戴して陸戦隊などで使った。」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 軍事医学.兵食 (394)
- 参考資料
- キーワード
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- 大日本帝国海軍航空隊
- 大日本帝国海軍
- 第二次世界大戦
- 太平洋戦争
- 飯盒
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000248494