レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/06/23
- 登録日時
- 2017/08/02 00:30
- 更新日時
- 2017/08/02 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-170042
- 質問
-
解決
秋田の竿灯について,いつごろから行われているか。
- 回答
-
以下の資料をご紹介します。※【 】内は当館請求記号です。
資料1 秋田魁新報社 編『秋田大百科事典』秋田魁新報社, 1981【291.24/ア3/タR】
p.223「竿灯」の項
「(前略)竿灯は、もともと「ねぶり流し」と呼ばれていた睡魔払いの盆行事だった。その昔、新仏のあった家では、お盆に精霊を迎えるために門前に長木を立て、その先に横木を結び、これに灯ろうを下げた。のちに、この長木を持ち歩けるようにしたのが、竿灯の始まりともされ、その時期は、ロウソクが自由に使えるようになった宝暦年間(一七五一~六三)と見られる。佐竹氏の秋田移封とともに、この行事も盛んになり、文化年間(一八〇四~一七)にかけて工夫が凝らされ、現在のような形に変わった。」
資料2 堀田正治『竿灯の本』秋田文化出版, 1995【386.12/957】
pp.42-46「竿燈の起源/竿燈起源の諸説」の項
「眠り流しの行事である竿燈は、(中略)すべて推測の域をでない。現在残っている最も古い記録では、天明九年(一七八九)津村淙庵の紀行文『雪の降る道』に(中略)ある。」
資料3 高橋秀雄 編, 須藤功 編『祭礼行事 秋田県』桜楓社, 1992【386.1/916/5】
pp.84-85「竿燈」の項
「(前略)竿燈は宝暦年間(一七五一~一七六四)に始まり、文化年間(一八〇四~一八一八)に盛んになったという。」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 年中行事.祭礼 (386 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 祭礼
- 伝統行事
- 竿燈
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000219719