レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年09月25日
- 登録日時
- 2018/01/24 14:10
- 更新日時
- 2018/01/24 14:29
- 管理番号
- 京歴-367
- 質問
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「ぶう竹信心」という言葉の「ブウダケ」とは何か。
- 回答
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①に収録されている三浦嫦娥「京都の盆」(p.6)に「…竹筒の長さ尺余ほとあるに片方の節を残し 其節の側に小き穴を穿ちこれを吹くに法螺に似たる響きを発す これをブウ竹といふ」と説明がある。また、同ページにはぶう竹の図版もある。
- 回答プロセス
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NDLサーチで「ブウ竹」を検索したところ、①の情報のみヒットした。当館所蔵の現物を提供した。
- 事前調査事項
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「ぶう竹信心」とは、先方の事前調査によれば、本門佛立宗開祖の長松清風(日扇)の著書のなかにある言葉で、「みんなの前では大きな声で立派な信者のように振る舞い、意見を言っているが、実際は信心が弱く、それほど御法の為、人の為には役に立たない者」とのことである。江戸初期、明治初頭の辞典類には見当たらなかったとのこと。
- NDC
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- 風俗史.民俗誌.民族誌 (382)
- 語源.意味[語義] (812)
- 参考資料
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- ① 東陽堂編. 風俗画報. (復刻版). 第57号. 明治26年8月.
- キーワード
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- ぶう竹
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000229016