レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年08月31日
- 登録日時
- 2017/09/07 13:01
- 更新日時
- 2017/10/18 12:08
- 管理番号
- DAWN290874
- 質問
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解決
児童虐待で死亡事件がなくならないのはなぜか。支援者の連携体制について知りたい。
- 回答
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ドーンセンター情報ライブラリーの資料を検索し、下記資料を紹介した。
■虐待事例の検証
・日本の児童虐待重大事件2000―2010』川﨑二三彦∥編 増沢高∥編 福村出版(2014)
■望まない妊娠に係る相談体制の充実
・『はい。赤ちゃん相談室、田尻です。 :こうのとりのゆりかご・24時間SOS赤ちゃん電話相談室の現場』 田尻由貴子∥著 ミネルヴァ書房(2016)
・『10代の母というライフスタイル :出産を選択した社会的経験に着目して』 大川聡子∥著 晃洋書房(2016)
■妊娠期からの支援
・『周産期からの子ども虐待予防・ケア :保健・医療・福祉の連携と支援体制 』 中板育美∥著 明石書店(2016)
・『妊娠・出産・子育てをめぐるこころのケア:親と子の出会いからはじまる周産期精神保健』 永田雅子∥編著 ミネルヴァ書房(2016)
■産後うつ
・『周産期からの子ども虐待予防・ケア :保健・医療・福祉の連携と支援体制』 中板育美∥著 明石書店(2016)
■DVと子どもの安全確保
・『ファミリー・バイオレンス』 岩井宜子∥編 尚学社(2010)
・『DV・虐待にさらされた子どものトラウマを癒す:お母さんと支援者のためのガイド』 ランディ・バンクロフト∥著 白川美也子∥監訳 山崎知克∥監訳 阿部尚美∥訳 白倉三紀子∥訳 明石書店(2006)
・『ネグレクトされた子どもへの支援 :理解と対応のハンドブック』 安部計彦∥〔ほか〕編著 明石書店(2016)
- 回答プロセス
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(1)ドーンセンター情報ライブラリーのレファレンス事例「子どもの虐待の件数が知りたい」を参考に、実態について確認した。
(2)次に、『厚生労働白書』より、子ども虐待により死亡事例等の検証については、「児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会」において検証が行われていることが判明。事例の分析から明らかになった、問題点や課題をもとに、具体的な対応策の提言を行っているとのこと。
報告書は厚生労働省のホームページで公開されている。
・子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第13次報告) 平成29年8月
【全体版】【概要版】
報告書のなかで、「望まない妊娠に係る相談体制の充実」「妊娠期からの支援」「産後うつ」「DVと子どもの安全確保」などが予防につながると提言されている。
(3)上記報告書のキーワードを参考にOPAC検索
[キーワード]児童虐待 ドメスティック・バイオレンス 妊娠
(4)検索結果を参考に書架[369.4]児童福祉のあたりをブラウジング
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会福祉 (369 9版)
- 家族問題.男性.女性問題.老人問題 (367 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 児童福祉
- 児童虐待
- 母子福祉
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 該当する資料の紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000221646