レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年09月07日
- 登録日時
- 2016/10/24 17:59
- 更新日時
- 2017/03/16 10:30
- 管理番号
- 吹-70-2016-006
- 質問
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解決
関東大震災の犠牲者は何人か。約14万人とされていたのが最近の研究では10万5千人になったと聞いた。最新の研究では何人なのか。
- 回答
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2016年9月現在、内閣府のホームページなどで公式の死者・行方不明者数は10万5千人とされています。
『理科年表 第89冊(平成28年)』(国立天文台/編 丸善出版 2015.11)747pによると、「死・不明10万5千余」となっています。
『災害と防災・防犯統計データ集 2016』(三冬社 2015.10)32pには「死者・不明者10万5千余人」とあります。
内閣府のホームページ「災害教訓の継承に関する専門に調査会報告書 平成18年7月 1923 関東大震災」(最終確認2016.10.30)には「死者105,385」、気象庁のホームページ「過去の地震津波災害」(最終確認2016.10.30)には「死・不明 10万5千余」とあります。
- 回答プロセス
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レファレンス協同データベースに公益社団法人土木学会附属土木図書館が同様の質問を回答した事例が登録されていました。(2003.8.27事例作成)(最終確認2016.10.30))その回答より、毎日新聞2003年8月23日の記事に、鹿島建設の研究によって死者・行方不明者数が約10万5千人とされるようになった経緯が紹介されていることがわかりました。鹿島建設のホームページを確認したところ、この研究成果が学会で認められ、理科年表2006年版から数値が改められるようになったと記載されていました。(最終確認2016.10.31)
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会福祉 (369 8版)
- 地震学 (453 8版)
- 参考資料
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国立天文台‖編 , 国立天文台‖編. 理科年表 第89冊(平成28年). 丸善出版, 2015.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I068787905-00 , ISBN 9784621089668 -
災害と防災・防犯統計データ集 = Datebook of a disaster,crime prevention,and disaster prevention 2016. 三冬社, 2015.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I026760487-00 , ISBN 9784865630114
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国立天文台‖編 , 国立天文台‖編. 理科年表 第89冊(平成28年). 丸善出版, 2015.
- キーワード
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- 関東大震災
- 死者
- 行方不明者
- 被災者
- 犠牲者
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000198729