レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年11月3日
- 登録日時
- 2011/02/03 10:14
- 更新日時
- 2019/03/22 18:58
- 管理番号
- 中央-1-00061
- 質問
-
未解決
太平洋戦争の従軍中に傷病した人が、援護法の適用を申請したが、証拠書類が無いため却下された。
このことについて、
(1)却下されたことを訴えた人がいて、最高裁で判決が出たらしい。その内容を知りたい。
(2)病院の管理で診断書などが処分されることについて、それで証拠書類が無くなってしまうことについては
どんな判例があるか知りたい。
(3)戦後、軍事関係の書類はすべて処分されることになった。それにより証拠書類が無くなったことについては
どんな判例があるか知りたい。
- 回答
-
3つの質問に一致する判例は見つけられず。
参考までに、D1-Low.comで検索した判例と、G-searchで検索した新聞記事、『社会保障・社会福祉判例大系 3』(新版p.417~)を紹介した。
- 回答プロセス
-
紹介した判例は、次のとおり(裁判所名と事件番号のみ表記)。
・神戸地方裁判所/平成10年(ワ)第1336号
・東京地方裁判所/昭和53年(行ウ)第105号
・最高裁判所第二小法廷/昭和58年(オ)第1337号
新聞記事
・「最高裁が民間戦傷者の上告を棄却」1987.6.27、毎日新聞(東京)朝刊、22頁、社会
・「民間戦傷者の慰謝料訴訟 補償は国会裁量/最高裁が上告棄却」1987.6.27、読売新聞(東京)朝刊、22頁
紹介した『社会保障・社会福祉判例大系 3』は、p.401~ 「Ⅷ 戦傷病者戦没者遺族等援護法」で関係する判例が掲載されている。
特に、p.417~「第四節 公務起因性」では公務上の負傷・疾病・死亡によるかどうかにより肯定された事例、否定された事例が掲載されている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会保障 (364 9版)
- 参考資料
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- 『社会保障・社会福祉判例大系 3 公的年金・企業年金・雇用保険 新版』加藤智章/編、旬報社、2009
- キーワード
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- 戦傷病者戦没者遺族等援護法
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000077577