レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年10月10日
- 登録日時
- 2017/01/30 10:23
- 更新日時
- 2018/04/02 12:36
- 管理番号
- 2016-063
- 質問
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解決
明治40年~大正2年頃に、女学生が珍しかったことがわかる統計資料がほしい。
- 回答
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『日本の成長と教育』に明治6年~昭和35年までの、毎年度の初等教育~高等教育ごとの男女別在学者数の表の掲載がありました。こちらには「該当年齢人口のうち在学者の占める割合(5年ごと)」の掲載もありました。
数値の出典は『文部省年報』ですので、そちらもご参照ください。
- 回答プロセス
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1.「女学生」の定義
本学契約データベース「JapanKnowledge Lib」『日本大百科全書』「高等女学校」の項によると
”第二次世界大戦前の女子中等教育機関で、家庭の主婦としての高等普通教育を施すことを目的としていた。一般には、女学校、その生徒を女学生とよんでいた。実科高等女学校もこれに含まれる。”とある。
2.明治・大正の女学生の人数について
・『学制百年史 資料編』
p.487-484…「第5表 高等女学校」明治15年~昭和24年までの学校数、教員数、生徒数の掲載あり。
下記、文部科学省H.P.にて公開あり。
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1317930.htm [参照:2017-1-30]
・『日本の成長と教育』…文部省発行の資料。
p.174-179…「付録2 教育段階別の在学者数(累年)」
→明治6年~昭和35年まで、毎年度の初等教育~高等教育ごとの男女別在学者数の表の掲載あり。
p.181…「付録4 該当年齢人口のうち在学者の占める割合(5年ごと)」
→明治8年~昭和35年まで、5年ごとの数値の表あり。
※両資料の数値の出典として挙げられている『文部省年報』は国立国会図書館デジタルコレクションの下記リンク先にて公開あり。
http://dl.ndl.go.jp/search/searchResult?viewRestrictedList=0&searchWord=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E6%96%87%E9%83%A8%E7%9C%81%E5%B9%B4%E5%A0%B1&featureCode=all&reshowFlg=1&rows=20&sort1=5&sort2= [参照 2017-01-30]
- 事前調査事項
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国勢調査を調べたが、明治期は実施されていなかった。
- NDC
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- 幼児.初等.中等教育 (376 9版)
- 家族問題.男性.女性問題.老人問題 (367 9版)
- 参考資料
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文部省/編 , 文部省. 学制百年史 資料編. 帝国地方行政会, 1972.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I041436675-00 (参照 2017-01-30) -
文部省調査局 編 , 文部省調査局. 日本の成長と教育 : 教育の展開と経済の発達. 帝国地方行政学会, 1962.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001039709-00 (参照 2017-01-30)
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文部省/編 , 文部省. 学制百年史 資料編. 帝国地方行政会, 1972.
- キーワード
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- 女学生
- 教育
- 統計
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 統計
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000207506