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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000256307
提供館
(Library)
公益財団法人矯正協会矯正図書館 (4200007)管理番号
(Control number)
2017-033
事例作成日
(Creation date)
2017年12月13日登録日時
(Registration date)
2019年05月24日 12時03分更新日時
(Last update)
2019年05月24日 12時03分
質問
(Question)
刑務作業について,次のことを知りたい。

1.刑務作業として絵画制作を行っていたケースがあったようだが,当時そうした絵画の販売益は国(刑務所)の収入になったのか。
 (それとも,刑務所内の刑務協会のような組織の収入になったのか,もしくは互助会のような組織の収入になったのか)

2.現在も刑務作業で制作した木工品などの販売が行われているが,当時も現在も基本的には変わっていないか。

3.懲役刑の場合,作業賃は服役囚に支払われたのか。
 支払われたのであれば,制作物の販売収入から支払われたのか,それとも刑務所にある別の項目で支払われたのか。
回答
(Answer)
1.当時の作業は,官司業・委託業・請負業の3種類があった。
 いずれも国の収入になっていたようだが,上記の種類により,製品の金額を受け取る,作業を行った人数分の賃金を受け取る,の2種類の収入があった模様。
 これを踏まえると,絵画の制作では,刑務所で絵画を完成させてそれを販売したか,絵画の制作の依頼があってその賃金を受け取ったか,の2種類の収入が考えられる。

2.現在,製品の販売は矯正協会刑務作業協力事業部に依頼する方法と,機械設備や原材料を持ち込んで収容者の労働力を利用する方法があり,後者の場合は国へ労務賃(賃金)を支払う形となる。
(参照:法務省ホームページ「刑務作業について」)

3.当時,作業賞与金が支給されていた。
 大正13年改正の月額表によると,作業の内容等で階級が分かれており,一番多い額で「十円以内」,安いほうで「五十銭」となっていた。
 法律で規定された金額が支払われるので,制作物の販売収入から支払われたということはないと考えられる。

 現在は「作業報奨金」といい,「平成27年度における作業報奨金の1人1月当たりの平均額は,約5,317円」とのこと。
(参照:法務省ホームページ「刑務作業>刑務作業のあらまし>9 作業報奨金」)
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
刑法.刑事法  (326)
参考資料
(Reference materials)
法務省. 刑務作業のあらまし:作業報奨金.
http://www.moj.go.jp/kyousei1/kyousei_kyouse10.html
キーワード
(Keywords)
刑事政策
刑務作業
作業報奨金
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000256307解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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