レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/08/27
- 登録日時
- 2018/07/13 00:30
- 更新日時
- 2018/07/13 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-180026
- 質問
-
解決
「尖閣諸島」といつごろから呼ばれるようになったか知りたい。
- 回答
-
以下の資料に記載がありました。※【 】内は当館請求記号です。
資料1 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 47』角川書店, 1986【291.03/ニ11/47】
p.428 「尖閣諸島」の項
「(前略)明治30年の旧帝国海軍省版の海図では釣魚嶼、ピナクル(尖頭あるいは尖閣)諸嶼、黄尾嶼と3つに区分され、全体を総称する名称は記されていない。同33年この諸島の調査探検にあたった黒岩恒が、「尖閣列島」と命名し(地学雑誌12-140)、以来尖閣列島と呼ばれるようになった。戦後は尖閣群島とも呼ばれたが、1970年代からは尖閣諸島と呼ぶようになった。(後略)」
資料2 『日本歴史地名大系 48』平凡社, 2002【291.03/ニ12/48】
p.695 「尖閣諸島」の項
「(前略)「尖閣」の名称はイギリス軍が岩礁の形から使用したピナクル(尖塔)に由来し、一九〇〇年(明治三三年)の学術調査時に沖縄師範学校教諭黒岩恒が当諸島の総称を「尖閣列島」と命名した。太平洋戦争後「尖閣群島」とも呼称されたが、七〇年代以降「尖閣諸島」と呼ばれている。」
資料3 中名生正昭『尖閣、竹島、北方四島』南雲堂, 2012【319.1/12Z】
p.23 「第一部 尖閣諸島」/「Ⅰ 定住日本人が中国漁民を救う」の項
「「尖閣列島」という名称も一九〇〇年(明治三三年)、学術調査に当たった黒岩恒の命名によるもので(後略)」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本 (291 9版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 図書館
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 地名
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000238475