レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年05月22日
- 登録日時
- 2015/09/15 16:13
- 更新日時
- 2017/04/08 17:12
- 管理番号
- 0131224198
- 質問
-
解決
覚満淵の名前の由来について
- 回答
-
覚満淵は県立赤城公園の中にあり、赤城山の大沼の南東、駒ケ岳と小池蔵岳に囲まれたところに位置する沼と湿原です。
覚満淵という名前は、南北朝時代に編まれた『神道集』の中の「平安時代に、この地で比叡山延暦寺の高僧である覚満が法会を行った」という内容の記述に由来しています。
前橋市公式HP内の観光情報ページに、案内図や、四季を通した風景や植物の写真、関連サイト・関連記事(時刻表など)へのリンクがあります。(http://www.city.maebashi.gunma.jp/kanko/400/p013392.html 最終確認:2015.9.15)
以下、当館所蔵の参考資料になります。
なるほど赤城学 p.53
覚満淵の湿原
『神道集』の由来を紹介。
赤城山民俗記 p.258-261
沼の名
『神道集』の「上野国赤城山三所明神、内覚満大菩薩事」を紹介している。
また、この地に住んだ行者の名が地名化されても不思議ではない、といった内容の記載あり。
群馬風土記 27(1) 112号 p.9-18
群馬の名峰 赤城山 久保田昭三著(ぐんま歴史散策 6)
現地の案内板による由来と、『神道集』について紹介している。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本 (291 9版)
- 参考資料
-
-
栗原久 著 , 栗原, 久, 1947-. なるほど赤城学 : 赤城山の自然と歴史・文化. 上毛新聞社, 2007.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008576739-00 , ISBN 9784880589732 (当館資料番号 117195248) -
都丸十九一 著 , 都丸, 十九一, 1917-2000. 赤城山民俗記. 煥乎堂, 1992.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002257573-00 , ISBN 4873520223 (当館資料番号 117004556) - 久保田昭三著. 群馬の名峰 赤城山. 2013. (ぐんま歴史散策 6) 群馬風土記 27(1) 112号 (当館資料番号 630109429)
-
栗原久 著 , 栗原, 久, 1947-. なるほど赤城学 : 赤城山の自然と歴史・文化. 上毛新聞社, 2007.
- キーワード
-
- 覚満淵
- 赤城山
- 前橋市
- 群馬県立赤城公園
- 照会先
- 寄与者
- 備考
-
2016.2.17:「群馬の名峰 赤城山」を追加。
2017.4.8:回答を修正。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000179815