次の(1)(2)に『新撰讃岐国風土記』についての説明あり。
(1)『角川日本地名大辞典37 香川県』 角川日本地名大辞典編纂委員会/編
角川書店1985年刊 (当館請求記号:K2910/ K30)
p.1176に『新撰讃岐国風土記』について掲載あり。
・多和神社宮司の松岡調の編纂
・編纂時期が明記されていないが、明治30年頃の記述があり、明治中期の状況を記したと思われる。
・同書は、多和文庫(さぬき市志度にある神社の書庫)が所蔵しており、
三野郡、豊田郡、小豆郡と、その他に収録されていない村があり、未完。
(2)『香川県大百科事典』 1984年刊(当館請求記号:K0310/ S1)
p.628「多和文庫」の項に
・「松岡自身が記した『新撰讃岐国風土記』」、
・松岡調については「幕末から明治にかけて国学者・神官として各所で活躍した同神社祠官」との記述があった。
また、
P.864の「松岡調」の項には、略歴が記されている。
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なお、
『新撰讃岐国風土記』の所蔵について
当館所蔵なし。
香川県内の図書館の所蔵は、次のとおり。
高松市中央図書館
新撰讃岐国風土記 寒川郡(1)巻第二 寒川郡1 松岡調/編 T2910 郷土資料
新撰讃岐国風土記 寒川郡(2)巻第二 寒川郡2 松岡調/編 T2910 郷土資料
この2点は、手書き資料を複製したもので、貸出禁止。