レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/06/18
- 登録日時
- 2017/09/30 00:30
- 更新日時
- 2017/09/30 00:30
- 管理番号
- 6001025017
- 質問
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解決
江戸時代の国学者「中山信名」について知りたい。著作物についても教えて欲しい。
- 回答
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●中山信名について
・『国史大辞典 10 と-にそ』(国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1989.9)p.672 「1787-1836 江戸時代後期の和学者。・・・天明七年(1787)常陸国久慈郡石名坂村の医師坂本玄周の第二子として生まれる。享和二年(1802)十六歳のとき、江戸に出て塙保己一の門に入り、・・文化六年(1809)幕臣中山有林の養子となる。『群書類従』編纂では校訂の任にあたり、『史料』『武家名目抄』の編纂にも従事。」とあります。
<図書>
・『国学者伝記集成 第2巻』(大川茂雄/共編 名著刊行会 1978)p.1013-1016
・『国学史上の人々』(丸山季夫/著 1979.7)
p.588-595「中山信名遺書と続群書類従」
<論文>
・田中義成「中山信名の事」『史学雑誌』4(46)(史学会 1893)p.675-677
●著作物について
上記の『国史大辞典 10 と-にそ』によれば、「特に常陸関係の史料の蒐集につとめ、『常陸治乱記』『常陸編年』『常陸志料』などを著している。・・・このほか未定稿として『新編常陸国誌』『南巡逸史』『南山考』『氏族志料』『守護地頭考』『鹿島郡図』『常陸沿革図記』『常陸遺文』など」とあります。
・『新編常陸国誌』(積善館 1901)の上・下巻とも「国立国会図書館デジタルコレクション」で一般公開されています。(2017/6/18現在)
上: http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/763973
下: http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/763974
[事例作成日:2017年6月18日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本 (281 8版)
- 参考資料
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- 国史大辞典 10 国史大辞典編集委員会∥編 吉川弘文館 1989.9 (672)
- 国学者伝記集成 第2巻 大川/茂雄∥共編 名著刊行会 1978 (1013-1016)
- 国学史上の人々 丸山/季夫∥著 1979.7 (588-595)
- 史學雜誌 史学会 史学会 4<38-49> (46:675-677)
- 新編常陸国誌 巻上 中山/信名∥修 積善堂 1899
- 新編常陸国誌 巻下 中山/信名∥修 積善堂 1901
- http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/763973 (『新編常陸国誌 上』(国立国会図書館デジタルコレクション))
- http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/763974 (『新編常陸国誌 下』(国立国会図書館デジタルコレクション))
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌事項調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000222570