・『労農派の昭和史』大森映 著 三樹書房 1989年
P.174 「秋田の農民運動などに専念していた島田晋作(小牧近江の実弟、戦後、社会党代議士)も檜六郎、水木棟兵のペンネームで常連執筆者に加わった」との記述あり。
・国立国会図書館典拠データ検索・提供サービスで「島田晋作」で検索をすると、生年が1901年、没年が1950年と記載されており、別名が「近江谷晋作」となっている。
https://id.ndl.go.jp/auth/ndlna/00313622・『現代詩の胎動期』菊地康雄 著 青銅社 1965年
p.60 「…小牧近江が外務省情報部嘱託としての月給のうちから負担し、弟の近江谷晋作(『文戦』時代は檜六郎のペンネームをもちいた)が熱心に協力した」という記述があり。
ここまでで、「檜六郎」は島田晋作=近江谷晋作のペンネームだということがわかった。
生没年、経歴について調べる。
・『昭和物故人名録』日外アソシエーツ株式会社/編集 日外アソシエーツ 1983年
P.250 島田晋作 しまだ・しんさく ~1950.6.20 49歳。前代議士。
との記述があり。
・『朝日新聞縮刷版 昭和25年5〜8月』朝日新聞社 編 日本図書センター 1988年
1950年6月21日の2面に島田晋作の死亡記事あり。「前社会党代議士 岐阜タイムス論説委員(略)四十九歳」
・『日本プロレタリア文学案内 2』蔵原惟人ほか 編 三一書房 1955年
p.199~224 三一書房人』のころ」小牧近江
p.213「『種蒔く人』のなかから出た国会議員を勘定してみますと…(中略)…青年部から実弟の故島田晋作…(後略)」と記述あり。