レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年03月11日
- 登録日時
- 2016/03/11 17:04
- 更新日時
- 2018/10/30 09:42
- 管理番号
- 18446
- 質問
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草薙金四郎と日柳燕石は、2人とも姓の読みが「くさなぎ」で琴平町の出身だが、親類縁者のような関係があるのか?
- 回答
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2人の関係について記述のある所蔵資料は見当たらなかった。
- 回答プロセス
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(1)草薙金四郎が書いた日柳燕石についての次の資料の中に親類縁者を示すような記述は見当たらなかった。
・勤王奇傑日柳燕石伝 草薙金四郎/著 文友堂 1939.11 K289.0
・随筆日柳燕石 草薙金四郎/著 文友堂 1941.4 K289.0
(2)香川県人物・人名事典 四国新聞社 1985 K281.0
見出しに草薙金四郎、日柳燕石がそれぞれ掲載されているが、親類縁者を示すような記述は見当たらなかった。
(3)当館調べ方マニュアル
・香調-1340 日柳燕石、草薙金四郎の「くさなぎ」姓について書かれた資料
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=man_view&id=2000023508
の次の記述を紹介。親類縁者を示すような記述は見当たらない。
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(1)炎は流れる 明治と昭和の谷間 4 大宅壮一/著 1964 (2106 O9 1-4 書庫)
※「勤王博徒・日柳燕石」の項、p.65に次の記述あり。
「日柳燕石は、〝ダンナ博徒〟、〝インテリ博徒〟の典型ともいうべきものである。彼の生地は、今は琴平町に編入されている榎井村で、父は加島屋惣兵衛といって、大地主で質屋をいとなんでいた。土蔵も七つくらいあって、近郷きってのものもちだった。 もとの姓は〝草薙〟といったが、これは三種の神器の〝草薙剣(くさなぎのつるぎ)〟を連想させるから恐れ多いというので、〝日柳〟と改めたという。 現に香川県立高松図書館長で燕石研究家として知られている草薙金四郎は、この土地の人だが、ずっと草薙姓を名のっている。・・・」
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- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289)
- 日本 (281)
- 参考資料
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日柳燕石、草薙金四郎の「くさなぎ」姓について書かれた資料(香川県立図書館).
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000006-I000154330-00 (関連事例) -
草薙金四郎の没年は?(香川県立図書館).
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000006-I000141128-00 (関連事例)
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日柳燕石、草薙金四郎の「くさなぎ」姓について書かれた資料(香川県立図書館).
- キーワード
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- 草薙, 金四郎 1905-1990 個人名 ← 草薙, 楊州
- 日柳, 燕石, 1817-1868 ← 呑象楼主人; 政章; 士煥; 呑象楼; 柳東; 草薙
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000189193